「相場観」=値動きを読み解く力!

 FXトレード、あるいは株式投資でも相場観を養うためには、資産運用での経験を積み上げていくことで、そのような能力を伸ばすことができる。誰も、初心者のうちから相場の値動きを読み解く力は存在しない。


 したがって、「相場観」というマーケットの値動きを読み解けるようになるためには、経験値を上げて、ひたすら投資に励むしかないのが現実であることを、まずは理解しなければならない。

相場を読み解く力はつくか?

 

相場を読み解く力とは、まだ起こっていないこれから先の値動きを予測して、それを的中させる能力ことである。経済ニュースの情報を聞くことやチャートを見ることで、相場が今後上がるか下がるかの予測がつき、その予測が的中する確率が高ければ高いほど「相場を読み取る力がある」ということができる。


FXや株式取引といった投資活動を長い期間に渡って続けていれば、相場をと読み取る力はある程度身につくものである。

 

長年にわたって、外国為替相場や株式相場で売買差益を得ることを目的に投資活動をしている人であれば、相場の値動きが今後そうなるかは予測がつきやすい。


売買差益を狙った投資の場合は特に、チャートを利用したテクニカル分析や、経済状況や企業業績の情報を用いたファンダメンタル分析を行うことが求められる。その中でも、テクニカル分析はほとんどすべての投資家が行うことだ。

 

チャートとは、ある1つの銘柄の過去の値動きを可視化して表したグラフであり、簡単に言えば相場の地図のようなものと言えるだろう。このチャートを用いたテクニカル分析を繰り返し行っていると、徐々に相場の値動きの「法則」がわかるようになる。


たとえ相場の状況が、投資手法を解説した本に書いているようなものにはなっていなくても、経験値が高い人には予測がつくこともある。したがって、経験を積むことによって、投資活動で収益を伸ばすことが容易になり、資産運用で成功を収めることができるようになるのだ。

 

相場観とは?

 

相場観とは、相場の値動きがそれから先どうなるのかを予測することであるが、その根拠はほとんどない。相場を読み解くことは、長年の経験をもとに相場の動きを予測することを指し、実際に予測が当たることは大きい。


一方の相場観は、経験もない素人投資家がただランダムに「上がるか・下がるか」を想像することであって、それは一種のギャンブルである。

 

ランダムに予測することから、それが実際に的中する確率は低く、相場観を用いた投資は、もはや「投資」とは言えない。しかし特に、投資活動を始めたばかりの初心者に相場観を用いて、FXや株式取引を行うものが少なからず存在する。もちろん、相場をきちんと分析しているわけではないので、その多くは資産を相場の中へと溶かしてしまい、投資の難しさを実感することになる。

 

経験値の高い投資家が、相場を予測することは「相場観」とは言わない。その理由は、経験値という根拠があるからだ。相場を読み解く力を養うためには、相場の分析を続けることが必要なわけだが、その分析とは「相場観」を養うことではない。テクニカルやファンダメンタルの分析を積み重ねることである。