FXでリスク管理をやっても破産する?

 FX取引において、リスク管理の方法は1つだけではない。具体的な方法は複数存在し、破産する最悪の事態を避けるためのやり方はいくつもある。

 

 しかし、リスク管理として、絶対に損失を防ぐことができる完全な方法は存在しないのも事実である。つまり、100%「破産」を防げる単一の手法もないのである。

 

 では、どうすれば破産するリスクを限りなくゼロに近づけることができるのか。それは、複数の手法を用いたリスク管理を、FXトレードにおいて実践することしかない。

 

リスク管理の方法は1つだけでない

 

  1. 決済タイミングの固定化、ルール化
  2. 投資資金の分散
  3. 自己資金に見合ったレバレッジの設定

 

 リスク管理の具体的なやり方は1つだけでなく、複数のものが存在する。たとえば、利食いや損切りといった決済注文のタイミングを、唯一の手法に固定化して、トレーディングルールとして設定するという内容や、資金をいくつかの機会に分散する内容、自己資金の余力に見合ったレバレッジを指定するといった内容が挙げられる。

 

 しかし、どれか1つだけのリスク管理のやり方を実施しても、完全に損失を防げる保障はない。すなわち、自己資金がほとんどマーケットの中へと消えてしまう「破産」という結果になる可能性も、少しながら存在する。

 

 このように1つだけのリスク管理だけでは不十分であることから、実行できるFX取引のリスク管理をすべて行うことが必要になる。決済タイミングや、分散投資、レバレッジの設定などの、考えられるあらゆる方法を同時に実行することで、より「破産」する確率をゼロに近づけられる。

 

 1つだけの損失を対策する手法だけでは、まだ損失が大きくなる危険性を阻止できないからこそ、「リスク管理のリスク管理」を実施するのが不可欠となるのである。

 

甘く設定しても意味なし

 

 しかし、ただリスク管理の具体的な手法を複数実施すればよいというわけではない。内容の設定を甘くしては、損失を限定するという目的を達成することはできない。損失を減らす結果を実現できなくなってしまう。

 

 たとえば、損切りの決済タイミングを「マイナス1000pipsになったら損切り」という手法にしても、本当にリスクへの対策法というものにはならない。どんな通貨ペアでも、短期間に1000pipsも値動きをする場面はない。つまり、意味のないリスク管理となってしまう。

 

 よって、大損や破産するといった結果を防ぐためには、損失を増やさないという趣旨に見合った手法を作り上げて、それを実践していくことが、FX取引において好ましいのである。

 

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