FXのリスクにもう耐えられない!!

 FXで発生する可能性のあるリスクとは、為替相場の変動や金利の変動による資金の目減りのリスク、流動性が低くなって約定されないリスク、自分のパソコンや業者のサーバーが壊れるといったシステム障害のリスクが挙げられる。


 そんな中で、圧倒的に大きな心配事といえば、為替相場が自分の予想した方向とは反対に動いて損失が出るという、損失のリスクであろう。このリスクこそが、誰もが悩む内容であり、負けて退場するような失敗組がそんな結果に陥る原因でもある。


 FXにはリスクが存在する以上、自己資金となる元本の一部が損失として失うことになってしまう危険性に耐えなければならない。もし、常にリスクが存在する環境に耐えることができないのであれば、あなたはFXトレードには向いていないだろう。FXだけでなく、株式投資などあらゆる金融商品の売買には向いていない。


 投資活動を通じて利益を狙うことを目的とするには、利益を狙う金額に相当するリスクを許容しなければならない。したがって、そんな危険性が現実のものとなるのを可能な限りは避けるために、損失を防ぐための具体的な方法となる「リスク管理」を行わなければならない。


物理的に耐えられない

 

 もし、どうしても元本資金を失ってはいけないほど、リスクを許容しなければならない状況にあるとすれば、それは取引スタイルが悪いことを示す。「絶対にある一定の金額以上は守らなければならない」と思っているのであれば、それはもはや物理的にリスクに耐えられない状態である。

 

 たとえば、許容できる範囲のリスクに対して、自分自身が取っているポジション数が適切ではない場合がある。10万円の資金の中で、それ以上は失うことができないとすれば、取れるポジションは1000通貨程度であろう。もし、そこで1万通貨で取引すれば、一度に10万円に近い金額を失う可能性も否定できない。

 

 取れるリスクの範囲を超えて、ポジション数を取るということは、可能性があるとされるリスクを現実化するステップとなってしまう。物理的に耐えられないほどの損失を被らないためには、失ってもダメージが小さくて済むような状況をつくらなければならないのである。

 

 また、損切りラインを設定しない状態でFXトレードに臨む行為も、リスクに耐えられないほど過度に危険にさらす根源となる。こちらもまた、そんな危険性が現実に起こることを避けるために、ポジションを手じまう場面を具体的に決めることが求められる。それを行ってから、取引を始めなければならない。

 

 リスクに物理的に耐えられない状況とは、自身が容認できる規模を超えて危険な環境に身をさらすことなのである。そして、失う金額が大きくなるのを防ぐためには、そもそも失う可能性そのものをつくらない状態で、FXトレードで資産を運用するのが大切ではないだろうか。

 

リスクに関するまとめ

 

 FXトレードをやる以上は100%「損する」というリスク(可能性)が存在する。リスクを許容して初めて売買差益による利益を求めることが可能となる。

 

 ただ、物理的に耐えられないほどのリスクに悩んでいるとすれば、それはポジション数や損切りの撤退基準を設けていないために、過剰にリスクを意識してしまう原因となっている。

 

 リスクと向き合うことは大切であるが、一定以上の大きなリスクを取ることがないにもしなければならない。それが、FXで適切なリスク管理である。