なぜおすすめの商材に手を出すのか?

 自動売買でお金を稼ごうとする際におすすめとされる商材を購入し、より素晴らしい手法を手に入れようとする例が多い。手動売買のFXでも情報商材を購入して、それに書かれている戦略通りに資産運用を行う人は珍しくない。


 だが、自動売買においても情報を第三者から買ったうえで戦略を立てる人が少なくない。なぜ、彼らは情報商材を手を出すのだろうか。


情報商材とは?

 

 情報商材とは、誰かが考えた事実やアイデアといった情報を他人に売るために書いた文章のことを指す。ノウハウそのものを教えることを目的に販売されることが多く、情報スタンドという専門の販売サイトやヤフオクでインターネットを介して売られることが多い。

 

 信用性については、商材それぞれによって異なり、非常に有益なノウハウを提供してくれるものもあれば、誰もが知っていて特に新鮮味がない価値のないものも多く出回っている。したがって、情報商材自体がすべて無益な材料であると断定することはできない。

 

なぜ買ってしまうのか?

 

 しかし、FX取引を行う投資家の中には、商材さえ買えばこの先は絶対に勝てると思い込んでしまう人も一定の数は存在する。特におすすめとされている商材を購入し、そこに書かれた戦略通りに取引を行えば、100%利益を稼げると思ってしまうのだ。

 

 商材を買う時とは、FXでどのような手法を用いたらよいのかが分からない場合であろう。どんなトレード戦略を取るべきなのかがわからない、あるいは自信を持てないために、代わりに他人を手法を取り入れるために「情報商材」という媒体に頼ってしまうのである。

 

 外国為替相場にはランダムな動きや不確実性が含まれるため、たとえトレード手法となる案を考えたとしても、たった一度でも損失決済を経験をしてしまうと、以後その戦略に高い自信を持つことができなくなってしまうのだ。

 

 そうして、自分のやり方以外にもより高い収益力のあるトレード手法があるのではないかと考え、自分のではなく、他人のやり方を積極的に導入しようと試みる方法へと進むのである。結果として、商材という媒体を買うという手段で他人の戦略を手に入れるのだ。

 

おすすめなら最高なのか?

 

 さらに、自分がこれから購入することを検討している情報商材が「オススメ」であると評価が高いものであれば、投資家は迷わず買ってしまうのである。おすすめであるといわれているものを買うことで、これからは何の苦労もなくお金を稼ぎ、莫大な資産を築けることを夢見る心理が働く。

 

 では、本当に「オススメ」の情報商材を買うことが正しい判断といえるのだろうか。もちろん、それを根拠に「YES」とは言えない。商材とはあくまでも書き手のアイデアに過ぎず、神の声ではない。収益を得られる保障はまったくないのである。

 

 したがって、FXのおすすめの情報商材を手に入れることで勝てるとは考えてはいけないのだ。もし買うのであれば、誰かのアイデアを参考にすることを目的にする程度で検討することが好ましく、最終的には自分でよくトレード手法を考案したうえで、取引で実践することが大切なのである。