なぜ休むも相場を実行しないのか?

 休むも相場という手法はどんな時に実行するのか。それは、相場の流れや値動きの予測が立てられない時である。この後、マーケットが上昇トレンドに入るのか、それとも下降トレンドになるのか、あるいはレンジになるのか、といった予想ができない時では、収益が得られる革新を持つことはできない。そんな時は、休むも相場として、ポジションを取らないことが好ましいのだ。


 FX取引で新規注文としてエントリーするのは、自分の相場の予測に自信があるときであり、かつ自分のトレード手法の通りに相場が動いた時である。これから取ろうとしている手法を用いて、本当に勝てる可能性が低い場合や、用いている手法では何のシグナルも出ていない場合には、ポジションを取ってはいけない。


 シグナルが出ていなく、相場の今後の動きを予想する決定的な根拠が存在しない時にこそ、「休むも相場」を実行することが求められるのである。


ほとんどの人は重要視しない!!

 

 しかし、実際にFX取引で「休むも相場」の原則を厳守して、実行に移している人はあまり多くはない。ポジションを持っていない時には、たとえ自分の手法に沿った状態になっていない時や、相場の予測が立てられない時でも、新規にエントリーしたい気分になってしまう場合が少なくない。


 この現象は、「ポジポジ病」と呼ばれる心理であり、どうしてもポジションを追加したい気持ちになるのが、ポジポジ病である。

 

 こうした気分になってしまうと、休むくらいなら、可能性がゼロでなければ、トレードを続けたいと考えてしまう。しかし、もちろんこれは誤った選択であり、損する可能性が高く、危険な行動であることは確かである。

 

 そして、「ポジポジ病」によって、休むも相場を実行しないことによって、負ける原因を作り出すのだ。わからない状況の中でトレードを行えば、その分「勝てる確率」もまた不明になる。つまり、損する可能性は自然と高まるということを意味する。

 

 したがって、もし自分のトレードにおける手法通りにFX取引を行った場合に、今後の相場の予測が立てられなく、予測不能な場合には、「休むも相場」という原則を守り、ポジションを取るのを見合わせるという選択を選ぶことが非常に重要なのである。こうした原則を守ることによって、損する確率が下がり、相対的に利益が上がる状況をつくり出せるのだ。