システムトレードの手数料はいくら? コストは高い?

FXのシステムトレードにおける手数料はいくらくらいかかるのか。自動発注による取引は高いコストがかかるのか。

その答えは「NO」である。もちろん、一般的なFX口座と比べた場合にはコストがかかる。これはやむを得ない真実だ。しかし、そのコストの金額は決して大きな負担とはならない。

手数料の具体的な金額


では、実際にFXのシステムトレードでかかる手数料の金額はどれくらいだろうか。これについては、各会社によって異なる。また、スプレッドにコストがすべて含まれているところがある一方、「スプレッド+取引手数料」と分離している会社もある。


FXシステムトレードの中でも早い時期から普及し始めたTradencyのミラートレーダーでは、コストはスプレッドにすべて含まれる。これに関しては、どの業者でも同じであり、別途手数料を取る会社は存在しない。


独自開発プラットフォームを用いているアイネット証券や「みんなのシストレ」のトレイダーズ証券でもまた、ミラートレーダーと同じようにスプレッドのみのコストとなっている。


一方、同じく独自開発プラットフォームであっても、「エコトレFX」のひまわり証券やアルゴトレード365の岡三オンライン、リピート系のシステムトレードを用いているFXブロードネット「トラッキングトレード」や外為オンライン・ライブスター証券の「iサイクル注文」では別途手数料がかかる。


ひまわり証券「エコトレFX」では、1万通貨当たり往復で216円がかかる。リピート系の上記の3社では、1万通貨当たり400円(1,000通貨では40円)の手数料が、通常の裁量取引の場合のスプレッドに加えて発生する。


平均はいくら?


FXのシステムトレードとなると、米ドル/日本円でかかる手数料コストをスプレッドに換算すると、約3~4銭(pips)ほどが平均となっている。 裁量によるFX口座のスプレッドが0.3~1.0銭ほどであることから、それと比較するとシステムトレードでかかる手数料コストは大きい。


こうした事実を知ってしまうと、せっかくシステムトレードに挑戦することを検討していた人の一部は断念してしまう。しかし、実際にはまったく深刻な負担ではない。


実際の取引で求める利幅の大きさは数十~数百pipsである。この中で、取引コストは占める割合はわずかなものだ。スキャルピング手法を用いたストラテジーを使うなら話は別だが、それ以外の手法なら決して問題はない。