自動で損切りされるシストレの種類

 システムトレードとは、自動的に新規注文と決済注文の両方が行われるシステムのことを指す。しかし、決済注文に関しては、いつ、どのような場合に行われるのかは、選択型システムトレードの種類やストラテジーの取引方針によって異なる。また、利益が出た時だけ決済して、含み損が発生している時には絶対に損切りの決済を行わないシステムも存在する。


 損切り決済の目的とは、許容できる資産の下落率以上に損失を受けないために、含み損が発生したときには、その許容できる範囲内で損失を確定させることである。リスク管理の1つの方法であり、大きく資産を減らさないための手段であるのだ。したがって、損切りを目的に決済注文を自動発注する機能をもっている自動売買の種類を選ぶメリットは大きいだろう。


 では、どんな種類の選択型システムトレードに「損切り決済」の機能がついているのか。以下の一覧は、決済注文について、含み損が出ている時でもポジションを手じまう機能を持っているシステムである。


損切りの自動発注がある選択型シストレ

  • ミラートレーダー(シストレ24など全業者)
  • ひまわり証券‐エコトレFX(ループイフダン以外)
  • シストレI-NET(ループイフダン以外)
  • インヴァスト証券‐トライオート
  • 岡三オンライン‐アルゴトレード365

 

 損切りの注文が自動発注される選択型システムトレードは、主に「ストラテジー型」のものが多い。テクニカル分析に基づいて取引のタイミングを判断するストラテジーを用いているものであれば、ほとんど含み損を決済する機能を持っている。


 一方で、「リピート系」の自動売買については、損切りを行わないことが多い。自動発注を行う場合は、あくまでのプラスの利益が基準の利幅分が発生した時であって、それ以外では決して自動発注しないしくみを持っている。トラリピやループイフダンなど、決まった値幅ごとに売買を繰り返していくシステムでは、シンプルが上に、利幅だけを確定していくのが特徴なのである。


 こういった損切り時の決済を行わない自動売買を利用するのが大きなデメリットではないが、使用する場合には必ずリスク管理を十分に行わなければならない。かなりの大きな含み損が出てしまった場合には、手動によるポジションの決済を行うことが求められるのである。