ストラテジーを入れ替えるタイミング

 ミラートレーダーでストラテジーを入れ替えるタイミングとは、どんな時なのか。稼働しているストラテジーを止めて新たに別のストラテジーに切り替える戦術は、ミラートレーダーでは必要である。そんなストラテジーを入れ替えるときの基準やタイミングの戦略について今回は取り上げる。


「勝てないと判断」がタイミング

 

 ミラートレーダーにおいて、ストラテジーを選ぶ前に候補となるものの運用実績や性質を確認することはとても大切なことである。損益グラフや取引履歴から、選びたいと考えているストラテジーが勝てる可能性が高いのかそうではないのかを予測を立てることが求められるのだ。

 

 しかし、そういった予測の全てが的中するわけではない。FX相場の性質上、ランダム性や不確実性がある以上は、自分の分析の予測の何割かは外れてしまうのだ。

 

 そして、自分のミラートレーダーのストラテジーに対する予測が外れ、思うように収益が上がらなかった時が「勝てない」と判断するべきポイントであり、入れ替えのタイミングとなるのである。

 

ドローダウンを受ける

 

 勝てないと判断できる基準の1つ目は、一定のドローダウンを受けた時である。連続、あるいは徐々に損失が増える一方である場合、そのストラテジーを使っていることが原因で資金が減っていると言える。そんな勝てないストラテジーを利用したとしても、一定のドローダウンが発生した場合は、それが勝てる可能性が高いとはいえない。つまり、「勝てない」と判断するのが最もなのだ。

 

 ドローダウンの具体的な数値に関しては、ミラートレーダーで自分が取る戦略や手法によって異なるが、ミラートレーダーでのトレーディングルールとして、許容するドローダウン幅は決めておかなければならない。そして、その許容するドローダウンに達したときが、ストラテジーを別のものと入れ替えるタイミングとなる。

 

いつまでも横ばい

 

 勝てないと判断できるもう1つの基準は、損益状況が横ばいで推移し続ける時である。それほどの規模のドローダウンを受けず、ストラテジーを止めなければならない基準には満たしていないが、利益についてもいつまで経っても思うように伸びなず、目標利益に達しない時もまた、「勝てない」と判断できるポイントとなる。

 

 もちろん、ストラテジーを稼働し始めたばかりで、損益状況が横ばいということは頻繁にある。そのため、運用し始めたばかりで、ストラテジーを入れ替えるのは好ましくない。しかし、ある程度長期にわたって運用している場合、ストラテジーの実力は現れ始める。この時点で、損益が横ばいの状況が続くということが、そのストラテジーに優位性があると判断することは難しい。

 

 したがって、大きなドローダウンを受けていない場合でも、長期にわたって目標利益に届かなく、損益が横ばいの状況が続いている時は、ストラテジーを別のものと入れ替えるタイミングとなる。