レバレッジは何倍が良いのか?

自己資金力に見合ったレバレッジ

 

 ミラートレーダーでのレバレッジについて、ストラテジーのポートフォリオを組んでFXのシステムトレードを行うにあたって実際にかけるべきレバレッジの大きなとは何倍なのか、相場からの損失のリスクや自己資金の能力から検討する。

 

 リターンという利益を重視するあまり、レバレッジを大きくした気持ちになる場合はよくあることではあるが、収益を伸ばすという観点からは、まったく好ましいことではない。実際いは適切なレバレッジというものが存在するのである。

 

設定は標準で25倍だが

 

 日本国内のFX会社の場合、レバレッジは最大で25倍である。これは裁量取引、自動売買に関わらず法律によって決められているため、どんな業者でも個人向けの口座では、かけられるレバレッジは25倍が上限である。

 

 しかしながら、レバレッジを25倍までかけられる方といって、最大限にレバレッジを賭けることを想定してリスクを取ってしまうのは相当危険な行動である。「レバレッジ25倍」とはあくまでも最大で取ることができるリスクの上限にほかならず、上限までリスクを取ってリターンを求めることがおすすめされているわけではない。本当にとるべきリスクとは、自己資金力に見合った大きさだ。

 

 実際の自己資金力がどれくらいの金額なのかを理解してミラートレーダーを行わないと、過度なリスクを取ることで投資能力を超えて大きく負けてしまう原因になりかねない。ミラートレーダーでしっかりと収益を上げるためには、レバレッジをかけるとしても、自己資金力で許容できるほどの値までしか指定してはいけないのだ。

 

レバレッジは10倍が限度

 

 実際に許容できるリスクの範囲内でかけることができるレバレッジの大きさとは、概ね10倍程度であろう。これ以下であれば比較的資金の面で余裕を持つことができる一方で、10倍を超えると、相場の急変時などで大きく損失が出てしまった時には、耐えることができないほどの金額を失うことになる。そうなれば、後にミラートレーダーを通じて元本を回復させるのも困難になってしまい、結局退場せざるをえらい状況にもなってしまう。

 

 許容できるリスクの範囲を考えた場合、ミラートレーダーで本当にかけるべきレバレッジの大きさは5倍程度でよい。5倍ほどなら、何回か損失を被って損切りを目的でストラテジーを止めることになったとしても、別の入れ替えるストラテジーで利益を回復させる機会を残しておくことができる。

 

 FX取引によるリターンを強く意識している人にとっては、より大きな利益を得るためにレバレッジを大きくしたいという心理は強いが、堅実にリターンの収益を伸ばすためには、自分が取っているリスクの大きさをしっかりと意識しなければならない。また、複数のストラテジーや取引に損失のリスクを分散させるためにも、ミラートレーダーで設定するレバレッジは小さくして、なるべく自己資金力に頼った取引スタイルを実践するのが好ましいのである。