利確の基準も必要!!自動売買のルール作りのコツの1つだ!

ストラテジーの稼働を止めるとき

 

 ストラテジーを止めるときとはどのような時か?

 1つは、あるストラテジーを選んで運用してみたが、損失が増え続けて、運用状況が良くなく、損切り撤退を行う時である。損切りの撤退とは、リスク管理の一環であり、損失ができた時の撤退の重要性と必要性については、多くのトレーダーが知っていることであろう。

 

 もう1つは、利益確定のためのストラテジーの稼働の終える時である。利益確定時のストラテジー運用の終了基準を作り、それくらいの利益を得たら、そのストラテジーを止めるのかについても決めておくことも大切である。利益が出た時とはもちろん、損失が出ていないことを表す。


 そこで、損失がないからといって、いつまでも同一のストラテジーを使い続けても、収益力が保たれるわけではない。よって、ストラテジーの運用には期限を持つことが必要なのである。

 

利確のタイミングについて

 

 利益を確定させるために、利用しているあるストラテジーの稼働を終えるタイミングとしては、2点挙げられる。

 

  • 目標の利益に達したとき
  • 損益状況がいつまでも停滞しているとき

 

 この2つこそが、自動売買での利益確定を目的とした、ストラテジーを止める基準になるだろう。もちろん、「損切り」の意味での稼働停止よりはそれほど重要ではない。

 

 しかし、より収益性を上げるためには、ぜひトレーディングルールの1つとして、あって好ましい手法であることは間違いない。ちょうどいいタイミングで、別のロジックのものと入れ替えるのも、システムトレードでの戦略なのだ。

 

 

1.目標の利益に達したとき

 

 1つ目は、ストラテジーを稼働し始めたときに決めていた目標の利益を得たときである。目標の利益を得たら、その利益を確定させることは、自動売買に限らずにあらゆる投資活動で重要なことである。

 

 目標の利益を得ることはできたとしても、それを確定させなければ、突然相場の動きが変わって含み益が減ってしまうかもしれない。さらには、含み益だったものが逆に含み損になってしまう可能性も否定はできない。そういった余計な損をしないために、「利確」を行うことは必須なのだ。

 

 

2.損益状況がいつまでも停滞しているとき

 

 2つ目は、利確の目標ラインにも、損切りのラインにも当たらず、ただ不安定な成績が続いて、ほとんど横ばいの損益状況が続き、時間的な期限に達したときである。

 

 ストラテジーの運用成績が横ばいであるということは、利益が出ていないが、損失もそれほど出ていないという状態である。しかし、収益力が停滞していて利益をもたらさないストラテジーを使い続けても、利益を得ることはできない。すなわち、時間的な期限を持つこともまた必要だ。

 

 もとろん、ストラテジーに対して利益の即効性を求めることは悪い。だが、あまりにもダラダラと時間をかけることも良くはないであろう。いくら時間が過ぎても、収益につながらないのであれば、そのストラテジーを止め、他のものを探したほうが、利益を求めるという点で合理的だ。

 

 したがって、1つのストラテジーの運用期間については、6か月、1年といった運用の期限を持つことが求められる。