アイネット証券のスプレッドは安いのか

選択型システムトレード業界では最安値

 

 アイネット証券の自動売買の専用口座である「シストレI-NET」の、米ドル/日本円のスプレッド幅は2.0銭で固定制である。これは、選択型システムトレードを取り扱うFX業者の中では最小値である。そのほかの通貨ペアについても、業界最安値クラスであるのが特徴であり、他の業者の自動売買を利用したとしても、スプレッドや取引コストの面でアイネット証券を上回るところは存在しないであろう。

 

一般的に、ミラートレーダーのようにストラテジーや売買システムを選ぶタイプの自動売買では、スプレッドは高いのが特徴である。ほとんどのFX会社では、米ドル/日本円で2.5~3.5銭前後である。そんな中で、2.0銭のアイネット証券は、他者と比較して取引コストに優れているといえる。

 

 FX業者を選ぶにあたって、スプレッドの値の低さを重視する人は多いのではないだろうか。もちろん、スプレッドが低い点だけが口座開設先の会社を選ぶ基準にする材料ではない。だが、特にスプレッドの影響が大きい「ローリターン」型の手法を取る売買システムを利用するのであれば、低スプレッドによる恩恵はとても大きい。

 

ループイフダンにも最適

 

スプレッド幅が小さく、取引コストが低いことから、特に短期売買を繰り返す売買システムを中心に利用する場合には、強い威力を発揮する。損益全体に対するコストの割合は、スプレッドが低いほど小さい。したがって、コストが少ない分、より多くの利益を得られる期待値が上がるのだ。

 

特に、短期売買を繰り返し行うタイプである「ループイフダン」には、アイネット証券のスプレッドの事情は見合っている。また、ループイフダンの中でも、特に目標としている利幅が小さいものに対しては、大きなメリットである。たとえば、「B15_15」のような売買システムを利用した場合には、スプレッド幅の影響が運用成績に大きく与えるため、低スプレッドは非常にメリットが大きい。