【FX】自動売買のスプレッドの考え方!低いほど良い?

FX業者を選ぶ際のスプレッドの考え方についてを取り上げる。業者を選ぶに、コスト面・スプレッドの値を最重視する人はかなり多い。まず考量する点は「米ドル/円:○○銭」というフレーズであろう。どういう人がスプレッドの値を重視、どんな人が気にする必要がないのか、考え方について説明する。


コストは売買頻度と比例する

 

ポジションの保有期間が数秒~数時間程度の手法であるスキャルピングやデイトレといった短期売買を多く行う場合、取引額全体に対するコストが占める割合は大きい。

 

したがって、FX会社側が提示するスプレッドの幅が大きければ、その分総取引額に占めるコスト面の金額は大きくなってしまい、売買によって得られる利益もスプレッドが大きい分少なくなってしまう。

 

一方で、もしスプレッドの幅が小さければ、総取引額のうちのコスト面の金額は少なくて済み、利益もより多く得ることができるのだ。

 

シストレの場合でもスプレッドの性質に関しては一般的なFX取引と全く同じであるため、短期型のストラテジーの場合、スプレッド・コストが利幅に占める割合はやはり大きい。そのため、短期間で売買を繰り返すストラテジーを利用する場合、低スプレッドのFX業者を利用するのが好ましい。

 

逆に、スイングトレードやトレンドフォローといったやや長めの期間ポジションを保有する場合、一度に求める利幅はまとまった額である。スプレッドは取引量にかかわらず○○pipsという値は変わらないため、取引回数が少なければ、総取引額に対する手数料コスト面の割合は少なくて済み、実際に受け取る利益もより多く得られることができるのである。

 

そのため、売買頻度が少なくてポジションを長めに保有するような売買手法を用いる場合、スプレッドが利幅に占める割合はわずかだ。

 

したがって、売買頻度があまり多くなく、一回当たりの売買で取る利幅が大きいストラテジーでは、スプレッドの値幅が売買損益に与える影響は気にするほどのものではない。

 

よって、1回あたりのポジションの保有期間が長いストラテジーを利用する分には、スプレッドが大きい業者を選んでもスプレッドの影響はなく、そういったストラテジーを組むことを前提にシストレのFX会社の口座開設先を検討する際には、スプレッドの幅に関してはまったく考慮する必要はない。

 

・小さな値動きを狙う…スプレッド幅の影響大

[スキャルピング、コツコツ利益を上げる型]

 

・大きな値動きを狙う…スプレッドの影響小

[スイングトレード、トレンドフォロー、損小利大型]

選択型シストレのスプレッドは大きい

 

我々利用者としては、スプレッドは小さいしてほしいと思うことは当然だ。しかし、シストレ口座のスプレッドはどこの業者でも、一般のFX口座のスプレッドに比べて割高である。

 

例えば、一般的なFX取引しか行えないFX会社が提示するスプレッド幅は米ドル/円で最少0.3銭であり、どんなにスプレッド幅が大きいと言われるFX会社でも1.0銭くらいが最大である。


一方で、シストレ・プログラムの一種であるミラートレーダーを取り扱うFX会社の場合、提示するスプレッド幅は、その大きさが小さいと言われるところでも米ドルで2.4銭である。

 

一般的なFX取引サービスを提供する会社とシストレ・サービスを提供する会社では、米ドル/円の取引でさえもスプレッド幅に1~3銭ほどのさがあり、これはかなりの大差であると感じても不思議ではない。


スプレッド幅に関してはこれほどの大差があれば、かなり大きいスプレッドを採るFX会社をは利用しない方が良いと、ふつうなら思ってしまう。しかし、このようなスプレッド幅の大差には理由がある。

 

一般のFXでは、売買判断を行うのは利用者本人であり、FX会社側が行うことはチャートやニュースを提供するくらいである。一方でシストレの場合、会社側は売買判断を行ってくれるプログラムを提供する。そのため、通常のFXよりもコストがかかるわけだ。


つまり、コストがかなり割高であると感じるシストレのスプレッド幅には、シストレ・プログラムの「利用料」が含まれているわけである。すなわち、通常よりの大きいスプレッドは高機能なサービスの対価であるのだ。


スプレッドの大きさが良質なサービスの対価であると考えると、スプレッドが大きいほどシステムの質が良いことを表しているのだと言える。