なぜミラートレーダーのスプレッドは非公開?

 ミラートレーダーの業者のスプレッド幅についてを調べてみると、実際の数値が具体的に書かれていることはほとんどない。そして、ダイヤモンドZAIのページを見てみると、「非公開」となっている。


一部のサイトでは、スプレッドを比較したものがあるが、それはある時間における取引コストの大きさであり、完全に固定されているわけではない。


 なぜ、ミラートレーダーではこのようにスプレッドが非公開になっているのか。それは、各業者のミラートレーダー用の口座のスプレッドは変動制となっているからである。


 時間帯や相場の出来高の状況によって、「BUY」と「SELL」の差が大小変動することで、スプレッド幅の数値が変化するのである。そして、決まった値が存在しないことで、「非公開」となっているのだ。


通常のFX口座とは別物

 

 通常の裁量トレード用の口座におけるスプレッド幅については、多くの会社で固定制となっている。たとえば、USD/JPYで0.5銭となっている会社であれば、原則としてどんな場合であってもスプレッドが動くことはなく、常に0.5銭となっている。

 

 自動売買ではない手動で取引する口座では、このように完全に固定化された取引コストとなっていることで、売買時に発生するコストの大きさが変わるということはない。そのため、実際にFXトレードを行った場合にかかる費用を把握できるのがポイントとなっている。

 

 また、自動売買の中でも、完全公開で、スプレッドが固定されている会社やシステムも存在する。たとえば、MT4の場合は、多くの業者において原則固定化されていて、常に一定の数値になっている。


 選択型システムトレードであれば、アイネット証券の「シストレI-NET」や、ひまわり証券の「エコトレFX」では固定スプレッドとなっている。ミラートレーダーのような自動売買ソフトであるとはいえ、取引コストについては一定になっている。

 

 しかし、ミラートレーダーにおいては、ほぼすべての業者で変動スプレッドとなっているのが特徴である。このことは、少なくない人にとって多少のデメリットと感じることはあるだろう。「非公開」であるからこそ、実際のコストを把握することができない。それが、ミラートレーダーの欠点の1つであるといえる。

 

スプレッドの固定制と非公開の会社

 

固定制 非公開

アイネット証券(ループイフダン)

シストレ24‐シストレ24
トライオートFX アヴァトレード(ミラートレーダー)
ひまわり証券‐エコトレFX セントラル短資FX(ミラートレーダー)
トラリピ みんなのシストレ(旧コピートレード)