自動売買での資金管理は簡単か?

 自動売買での資金管理(マネーマネジメント)は、どんな投資家であっても誰にでも実践できるものである。すなわち、資金を管理することはとても簡単なことである。


 ただ、資金管理を現実的に行っている人は、それほど多くはない。求められているリスクへの対象法を怠って退場することを余儀なくされる人も決して珍しくはない。


収益が重視されてしまう

 

 資金管理などのリスクへの対処法よりも、収益を得ることが重視されてしまうのが実情である。ポジション数や資金の分散を行うことなどの行動が大切である事実が頭の隅には存在していることもある。


 とはいえ、実際には「利益」、「儲け」だけを重視してしまい、資金管理に意識を向けない場合が非常に多い。つまり、資金管理よりも利益を得るための手法を最重視してしまうのだ。

 

 自動売買であっても、それを取り入れる最大の目的は資金をさらに築き上げることである。したがって、収益をできるだけ多く手に入れることに集中してしまい、それだけを意識するのは決して不自然な現象ではない。

 

 しかし、そうした考え方が個人の心の中に存在することが、自動売買でも失敗する原因となっている。資金的な面での管理が十分に行われることなく、儲けを稼ぐ方法だけに目を向けるから、結果的に大きな失敗を犯してしまうのである。

 

簡単だができない

 

 資金管理はとても簡単な行動である。決して頭で手法を考えることはなく、ただ取るべきポジションをルール化して資金を複数の機会に分散させるだけの話である。内容は至ってシンプル以外なにものでもない。しかし、それでも利益に集中する人の多くは、これができないのだ。

 

 それほど簡単なことであるため、自動売買で資産運用を行うにあたっては、資金管理の重要さを完全に理解し、それをどんな場合であっても自動売買に挑戦する以上は着実に行っていくことが大切なのである。


 自動売買で勝てるための最大の方法は「資金管理を行うこと」と答えても決して過言ではない。それほどすべての投資家に実践することが求められているのである。

 

やるべき資金管理とは?

 

  1. ストラテジーの撤退基準(損切り)
  2. 適切なポジション数(リスクの分散)

 

 まずは、ストラテジーの撤退基準を決めることが1つ目の資金管理となる。どうしても、あるストラテジーで損失が増え、それだけ自分の大切な資産へのダメージが大きくなってしまう。もしそれが続くと、いずれは元手を大きく失ってしまうことにもなりかねない。

 

 そこで、1つのストラテジーあたりの撤回基準を設け、ドローダウンが大きくなった場合には「損切り」の目的で稼働停止させることが求められる。予め損失の上限となるものを決めておくことで、望ましい資金管理ができる。

 

 もう1つの資金管理は、適切なポジション数を取るという行動である。自動売買においては、1つのストラテジーにすべての元手を費やすのではなく、いくつかの複数のロジックを使用して、ポートフォリオを作るのが好ましいやり方だ。

 

 1つの対象にリスクを集中するのはあまりにも危険である。リスクを分散させ、どれか1つのロジックでうまく利益が乗らない場合でも、ほかのものでカバーできるような体制を作ることで比較的安全に自動売買に挑戦することができる。

 

 これら、「損切り」と「リスクの分散」を目的とした資金管理を行い、できる限り大損するリスクが存在することを避け、収益が出やすい環境を作り出すことで、成功への第一歩となるのは間違いない。

 

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