FX手法を作っても勝てない人とは?

 FXで手法を作っても勝てずに損する人というのは、果たして何者なのだろうか。トレーディングルールを作成しても、利益を稼ぐという目標を達成することができず、失敗に至る人が多い中、そんな人々に共通する特徴として、手法ばかりを探そうとする傾向が見られる点が挙げられる。


できる限り素晴らしい手法を探す人

 

 手法ばかり考える人とはどのような人か。それは、何か良い手法さえ見つかれば、絶対に利益を上げることができて、FXで勝てることができると考える人である。勝てる手法を見つけ出して、それをもとにファンダメンタルズ分析やテクニカル分析がうまくことなうことができれば、その後は勝ち続けることができると、彼らは思いこむのである。

 

 しかし、実際にはどんなに手法を編み出そうとして、勝てる手法を見つけることができたとしても、なかなか利益を上げられなく、勝てないのが現状である。なぜ、勝てるであろう手法を考えても、本当には勝つことができないのか?

 

 FXの相場で勝つためには、心理面の要素も改善しなければならない。FXの売買に対する考え方や心構えを変えなければならないのである。手法ばかり考えても実際には勝てない理由は、心理面に何らかの原因があるからなのだ。では、このような人にはどのような心理的に改善する点があるのか?

 

勝てない理由

 

 勝てるであろう手法をただ考える人は、手法さえ改善すれば、利益を得ることができるという信念を持っている。だが、この信念が思わぬ「負ける原因」を作り出しているのだ。


 このような人は、手法だけが何とかなればうまく行くという感情に左右されていることが多く、感情に左右されることによって、FXで利益へと結びつく合理的な判断を行うことができず、それによって優位性が欠けているのである。つまり、合理性や優位性とは反した行動を取ってしまうのである。

 

 もちろん、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を行い、新たな手法や自分の手法を改良していくことはとても大切なことであり、より良い手法を構築するための研究を行うことは、やらなければならないことである。


 しかし、自分で作り出した売買手法に従った行動を取らなければ、勝てる根拠を作り出すことはできない。そもそも手法に沿った行動を取らなければ、手法を作る意味はない。

 

 手法を作ったが、いざFXトレードを行おうとすると、手法通りの行動ではなく、自分の感情や心理のあるがままの行動を取る人が少なくない。こういう場合には、いくら手法を考えても、感情が優先されるために、いつにばっても負ける傾向から脱出できないのだ。そうではなく、合理性に沿った行動を取る必要があり、ただ手法を考え出すだけではいけないのだ。

 

 手法ばかりを考える一方で、心理的な要素がトレードに侵入している人の多くは、手法を作り出しても、エントリーのタイミングを瞬間の自分の判断で変える行動や、ポジション保有の途中で手仕舞いのタイミングを変える行動に出てしまう。


 これこそが、感情の心理に左右された行動である。また、手法の検証期間を充分に設けずに、常に手法を変えていく手段も、感情的・心理的に左右された行動であろう。

 

 こうした、合理性や優位性に欠けた行動を取ってしまうために、手法を考えても、実際には勝てない状況となっているのである。

 

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