どうして自動売買で思うように稼げない?

 この記事をこれから読もうとしている人の9割は、自動売買で利益を稼げないことに悩んでいて、そんな悲しい成績になる理由を考えているのではないだろうか。「何が原因で求めているような収入を手にできないのか」と悩んでいるだろう。


 自動売買、たとえばミラートレーダーやMT4に挑戦しても思うように利益を稼げない、という思いになったことはないだろうか。自動売買に取り組む前には、それを用いて資産運用を行えば、少なくない収益を稼ぐことができると思っていたが、本当に始めてみると、事前に思っていたようには稼げなかったと感じる経験は多いのではないだろうか。


 こうなると、自動売買をやる意味はなくなってしまう。もはや、システムトレードに失望してしまい、それ以降は進んでトレード活動にチャレンジしたいとは思わなくなってしまうことであろう。


「稼げない」の錯覚

 

 「思うように稼げない」と感じている場合でも、少しでも利益は出ていることも多い。事前に想像していた金額の利益については実現していない場合でも、損失より利益の方が多ければ、投資の観点からは十分良いのである。

 

 また、損失が出ている場合でも、それが短期的な結果であれば問題はない。あくまでも、自動売買でも長期的に利益を伸ばすことこそが極めて重要であり、短期的な勝敗ではない。したがって、短期的に損しているのであれば、本当の意味での「稼げない」状況ではないのである。

 

 短期的な結果が悪い場合とは、少しのドローダウンに入っているだけということも多い。相場がランダムな動きをする場面が必ず存在することから、そうした一部のドローダウンを避けることは難しい。あまりにも大きなドローダウンを除いては、許容できる損失の範囲内であり、そうしたリスクを取ってこそ、利益についてもそれに見合った金額を稼ぐことが可能になる。

 

 しかし、実際問題として、自動売買を始めようとしている人にとっては、自動売買に取り組めば自然と利益が上がり、プラス収益の運用成績が出るのが当たり前だと考えてしまうことだろう。また、直ちに利益が出なければ、利用中のシステムは「使えない」と思って、自動売買に対して否定的に思いになってしまう。

 

 だが、こうした考え方は間違ったものである。自動売買に挑戦したからいって、直ちに大きな利益を上げることは不可能である。少なくとも6か月以上は自動売買を用いてトレードを行わないと、まとまった収益を稼ぐことはできない。長期的な視点を持ってこそ、稼げるようになるのだ。

 

長期的に稼げない場合

 

 しかし、6か月、1年といった長期にわたって自動売買に取り組んでも、得られた結果はマイナスの損失が多く出たという人もいる。これについては、短期的な視点で見た場合とは違って、何らかの問題が存在する。

 

 ミラートレーダーなどの選択型システムトレードであれば、そのやり方を変える被扶養がある。ストラテジーを選ぶ方法や、ポートフォリオの組み合わせ方の方針などを変更することが求められる。

 

 MT4などの開発型システムトレードであれば、自動売買のロジックの作り方を変更する必要がある。利食いや損切りのタイミングを変えたり、あるいは売買の対象である通貨ペアを変えてみるのも良いだろう。

 

 いずれについても、長期的に負けているのであれば、自分が取っているやり方に実力がない状況であるといえる。したがって、売買の方針やロジックの組み合わせ方、あるいは取引対象を変えることが必要になる。

 

 もし、あなたが半年以上の期間に渡って自動売買を行っているにも関わらず、ほとんど稼げていないのであれば、もう一度、自動売買における取り組み方を見直すことが好ましい。そして、負ける原因となっている部分を改善し、再度システムトレードに挑戦することで、利益を稼げる可能性は飛躍するのである。

 

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