FXの売買ルールの4つの作り方

 FX取引における売買ルールの作り方については、4つのステップで作成することが好ましい。作成するべきトレードのルールとしてはもちろん、利益が上がり勝てる売買ルールを作り上げるのが最もである。


売買ルールの作り方

 

  • 案をつくる
  • バックテストを行う
  • ポジションを取って実践する
  • 改良する

 

1.案をつくる

 

 まず第1にやるべきステップとは、売買ルールとなる手法の案を考え出すことである。トレードの特徴はどんなものであっても良いが、決めるべき内容については、エントリーを行うタイミングと、ポジションを手じまう決済の基準である。

 

 ただし、考え出した案は、本当に実践した場合に自分が確実に守りぬける手法でなければならない。どんなに素晴らしい手法が思いついたとしても、それを守ることができなければ、手法をつくる意味はまったくない。

 

 エントリーの条件や利食いと損切りの規則を守れる状態にすることで、初めて考案した売買ルールを作る意味がある。

 

2.バックテストを行う

 

 案をつくったら、次はバックテストを行う段階に入る。考え出した手法を実際の過去の相場の値動きと照らし合わせ、そのルールの損益結果を確かめる必要がある。理想的な結果は、収益が出ていて、損益グラフを描いた場合に右肩上がりの曲線を描くような成績であるのが好ましい。

 

 もし、バックテストでの損益結果があまり良くないようなものであったら、その手法を実践に移すのは見送るのが賢明な判断だろう。負ける手法を使っても、勝てることは期待できない。また、損益結果に勝ち負けの区別がつかず、利益も出なければ損失も出ないという中間的な結果のものもまた、使用しないのが良い。

 

3.ポジションを取って実践する

 

 バックテストをやってみて、良い成績がでるような売買ルールが出来上がったら、次にやるべきことは、実際にポジションを取るステップである。今度は、実際の相場で出来上がった売買ルールを用いてFX取引を行ってみよう。

 

 この段階は、フォワードテストという手法の検証期間となる。過去の相場では良い成績を出したものが、現在の時点でも実力があるのかどうかを区別するために行うのが、フォワードテストである。この段階では、あまりポジション数は取らない方が良い。

 

 ポジションを取って検証する期間は、概ね6か月程度の長さがちょうど良いだろう。これくらいの時間をかけて、これから使おうとしているトレード手法の収益力を確かめてみるのが、FX取引の具体的な方法としてはおすすめなのである。

 

4.改良する

 

 さて、実際にポジションを取って、考え出した売買ルールにあまり収益力がない場合には、次にやるべきこととして、手法を改良する行動が挙げられる。対した利益が出ずに、むしろ損失が多い結果となれば、なぜ負けたのかという疑問を解決することが求められる。

 

 損益状況が悪くなった原因を探し、より利益が出るように売買ルールを改良することが、定期せつな判断であろう。改良して、再びバックテストを行って、良い結果が出るかどうかを確かめる。そして、良い結果が出れば、また検証を始める。

 

 もし、フォワードテストを行っても、収益率が維持されて、特に大きなドローダウンが発生していないのであれば、引き続きそのまま売買ルールに沿ったFX取引を行ってい行けるといえる。今後も十分利益が出ることを期待できる。

 

もちろん、急に売買ルールが相場の動きに合わなくなって、ドローダウンが始める場合もあるだろう。ただ、そんな時は一度その手法を見直し、再び案を考えだりたり、改良すればよいだけの話である。決して、FXでの売買ルールに関する追加的な心配をする必要はない。