難しく考えてしまう人!?「シンプル」がBEST

複雑なテクニカル分析

 

 FXトレードに参加する際に、ほとんどの人は多かれ少なかれチャートをもとにテクニカル分析を行うことであろう。だが、テクニカル分析を行うFXトレーダーの中には、いくつものテクに勝つ分析用の指標を用いる人が存在する。


 例えば、テクニカル分析を行う際に、MACD、RSI、移動平均線、平均足、ストキャスティングの5つの指標をすべて使ってエントリー、手仕舞いのタイミングを見抜こうとするような人である。つまり、いくつものテクニカル指標を同時に使って複雑な分析を行おうとする人のことである。

 

 あまりにも数多くのテクニカル指標を用いてチャート分析を行うことで、トレーダー自身は複雑な「技」を使ってトレードを粉っているような感覚を味わうのであろう。


 しかし、実際には複雑なテクニカル分析を行うことで、エントリーや手仕舞いのタイミングを把握することが難しくなり、相場の方向性も読み取りにくくなる。


 すなわち、複雑すぎてもトレードにおける適切な行動をとることができなくなってしまうのである。

 

シンプルな手法では勝てないと考える

 

 FXを含め、トレードにおけるテクニカル分析はシンプルに行うことが好ましい。チャートを分析する際に用いる指標の数は、2、3個くらいがちょうど良い。


 これくらいの数であれば、自分が使用しているテクニカル指標のすべてに余裕をもって目を通すことが可能であるだろう。すべてのテクニカル指標に目が行き届けば、正確に相場の状況を判断することができる。


 そして、大切なのは、相場の状況を正確に確実に読み取って、その状況に最適な行動を取ることであるのだ。

 

 だが、複雑なテクニカル分析を行い、FX取引を難しく考えてしまう人は、シンプルで簡単な手法では利益を生み出せないと考える。その反対に、複雑で高度なテクニカル分析を行えば、利益を得ることが容易になると思い込むのである。


 さらに、他のトレーダーに負けないくらいの高度な分析を粉うことができれば、FX取引において確実に勝てると信じてしまうのだ。


 その結果、こういう人はトレード手法について、「複雑さ」、「高度さ」、「難しさ」を追求し、自分の目がそのレベルの高さに追いつくことができずに、結局のところ利益を得て勝つことができず、相場で負けてしまうのである。

 

FXで勝つために~勝つことが第一

 

 FXトレードで一番大切なことは、何よりも「勝つこと」、すなわち利益を生み出すことである。


 たとえ、どんなにトレード手法が簡単でシンプルであったとしても、利益を生み出すことができさえすれば何の問題はなく、むしろ大きなアドバンテージである。


 逆に、相場を見極めるタイミングを逃したり、誤ったりしてしまった場合、トレードの「優位性」が失われてしまい、投資資金を失って大敗してしまうことへとつながってしまうだろう。


 そんな負けてしまう不幸な運命にならないためにこそ、トレード手法は簡単でシンプルな手法であるもの用いるべきであり、相場の状況を読み取る過程をわかりやすくすることが重要なのである。