プロフィットファクターとは?

 プロフィットファクター(PF)とは、総利益が総損失の大きさの何倍なのかを表す数値である。ミラートレーダーにおいては、ストラテジーが検証期間内に発生させた総利益が総損失の何倍なのかを示す値として使われる。


 ミラートレーダーでは、各ストラテジーが損失に対してどれくらいの大きさの利益を上げているのかを把握するために用いることが多い。プロフィットファクターの値が大きければ、それだけそのストラテジーは収益力が高いことを意味する。また、今後の運用結果として予想される期待値としても用いられることが多い。


プロフィットファクターの見方

 

プロフィットファクター=「総利益」÷「総損失」

 

 プロフィットファクターが1.0を超えている場合、そのストラテジーは損失よりも利益の方を多く出していることを意味するため、プラスの利益を上げているがわかる。


 一方で、プロフィットファクターが1を下回る場合には、そのストラテジーは損失を多く出していると読み取れる。つまり、検証期間内での運用成績はマイナスであるという意味だ。

 

 例を挙げると、ミラートレーダーのストラテジーの総利益が100pipsであり、総損失が50pipsである場合、プロフィットファクターは2.0ということになる。一方で、総利益が100pipsで、総損失が200pipsの時には、プロフィットファクターは0.5となる。

 

 プロフィットファクターは、各ストラテジーの収益力の優劣を判断する際にも、重要なデータとなる。ほかのデータとしては、ドローダウンやリスクリターン率が挙げられる。


 しかし、「ドローダウン」の数値は主に最大で発生した累積損失を把握するためのデータである。また、「リスクリターン率」は最大ドローダウンに対する損益結果の大きさを表す数値であり、利益に対して起こり得るドローダウン幅を把握するためのデータである。

 

一方のプロフィットファクターは、発生した合計の損失に対する合計の損失の大きさを表すものであるため、これら2つの指標とは性質が異なる。したがって、プロフィットファクターもまた、とても大切なデータなのである。

 

 もちろん、ミラートレーダーでストラテジーを選ぶ際には、プロフィットファクターが最低でも1.0以上の数値となっているプログラムを選ぶのが好ましい。マイナスの成績であるプログラムは、得られる収益の期待値もマイナスと判断できるからだ。


 したがって、ミラートレーダーで選ぶべきストラテジーの検索やスクリーニングを行う際には、プロフィットファクターが「1より大きい」という条件を設定することが求められるだろう。