ミラートレーダーのTスコアとは?

 ミラートレーダーの「Tスコア」とは、各ストラテジーの損益結果や収益パフォーマンスを得点化した数値である。得点は0~10点で評価され、点数が10に近いほど、そのストラテジーの得点は高く、「良いストラテジー」であると判定される。


 Tスコアは主に今までの損益結果によっても一部評価されるが、判定の基準はさまざまな要素が含まれていて、ただの収益ランキングを点数化したものではない。「総合的なランキング」と呼んだ方がふさわしいであろう。


 一般的に、Tスコアが8以上であれば、そのストラテジーは「良い」ものであるとされる。損益状況についても、安定していることを示す数値であり、特にダメージが大きいドローダウンを発生させている状態でもなく、多少の損失が出ることは避けられないものの、少なからず着実に利益を上げていることを表す。


 また、Tスコアには、取引回数が一定以下の少ないストラテジーに関しては、得点を出していない。取引回数が少ないことで、収益率や損益結果は極端になる傾向があり、正しい評価ができないために、Tスコア化されていない。したがって、ユーザーはより正確な評価を、Tスコアから読み取ることができるのだ。


ミラートレーダーのTスコア
Tスコア

Tスコアをどう使う?

 

 実際に、どのようにTスコアを参考にすればよいのか。それは、これから稼働させるストラテジーを選ぶときである。Tスコアは、ミラートレーダーで取り扱われている各ストラテジーを点数で評価しているものである。


 評価を点数化した指標であることから、ストラテジー選びの1つの基準として使うのには適切であろう。つまり、ミラートレーダーのストラテジーを分析したり検証したりする際の資料となるのだ。

 

 Tスコアの数値が良ければ、それだけ損益結果が良いことを示すため、これからもそのストラテジーが利益を稼いでいく可能性は十分に高いだろう。したがって、点数が高いものは、選ぶべきストラテジーの1つといえるのだ。

 

 ただし、Tスコアの数値が8以上で高いからといって、そのストラテジーが今後も絶対に利益を稼ぐ「勝てる」ものであると保証することはできない。あくまでも、点数化するための材料は過去から得たものだけであるため、未来のことを完全に予測ことは不可能だ。


 よって、たとえ「良いストラテジー」を選んだからといっても、運用管理などのリスクへの対策は絶対に行わなければならない。ミラートレーダーにおいて、損失への対策は不可欠な行動なのである。

 

Tスコアが低いストラテジーは論外?

 

 では、ミラートレーダーのストラテジーのTスコアが低いものは、勝てる見込みがなく、選択肢としては論外となるのだろうか。その答えとしては、「路外」とまでは否定できる状況ではないものの、何か特別な理由がないのであれば、選ばない方が安全である。

 

 たとえば、ミラートレーダーのプラットフォームには、Tスコアが3、4点というように、点数が低いものが多く存在する。最低でも300種類以上のストラテジーが、Tradencyと契約している会社であれば用意しているため、中には実力のないストラテジーが存在していても、それは不思議なことではない。

 

 Tスコアは、数多くの種類のシステムが存在する中で、各ストラテジーを点数で表した指標であるため、点数が大きいのであれば、それだけ実力は高いことを示す。それを逆に考えれば、Tスコアが低いストラテジーは、点数が大きいものと比べれば、実力に乏しい可能性は大きい。

 

 もちろん、Tスコアの値が小さいことで、絶対に100%損失を出しやすいと決めつけることができるわけでもない。ただ、実力に誇るストラテジーの多くは、Tスコアが高いのは事実である。

 

 したがって、ミラートレーダーでストラテジーを選ぶ際には、Tスコアの数値が大きいシステムを選択するのが求められる。特に、初心者でまだミラートレーダーに慣れていない人の場合には、こうしたプログラムを選ぶのが安全な道であろう。