ループイフダンの欠点とは何か?

デメリットは、どんな自動売買にも存在する。ループイフダンもまた、例外ではない。何かしらの欠点が存在するのだ。

 

今回は、アイネット証券が開発したシステムトレード「ループイフダン」のデメリットと欠点について説明する。どんなところが残念な点なのか、どういうときにはあまり利用するべきではないのかといった観点から解説していく。

 

デメリットはこれだ!!

 

  • 「損切り」という概念がない
  • 売買システムが少ない
  • 通貨ペア数が少ない

 

ループイフダンのデメリットといえば、まずは「損切り」という戦略ロジックが存在しない点である。損切りの意味でポジションを手じまうことは基本的にはないため、売買の方向と反対に相場が動けば、含み損が大きくなってしまう。売買システムについても欠点ととらえる人も一部いるだろう。

 

求める利幅の選択肢がそれほど多くはないため、選べるプログラムには限りがある。さらに、通貨ペアが少ない点も、選択肢が少ないという現状を後押ししているといえるだろう。ミラートレーダーなどのストラテジー型の選択型システムトレードのように、数百種類の選択肢が存在する自動売買ツールではないのが、ループイフダンの足りないポイントである。

 

損切りという概念は、ストラテジー型のシステムトレードには存在する。一定の損失が出れば、自動的に損切り注文が出されて、発生した含み損がその時点で限られる。しかし、リピート系の自動売買では「損切り」の発注が行われることはほとんどない。あくまでも、一定幅の利益が出た時だけ決済注文が出される。したがって、相場が大幅に反対方向に動いてしまった時には、含み損が大きくなってしまう。

 

また、ナンピンが行われるしくみにもなっているのも一種のデメリットであるといえる。たとえば、買い方向で指定した場合に、相場が下落し始めると、一定の幅ごと下落する度にポジションを追加で取るようになっている。このまま、ナンピンを繰り返してしまうと、損失が多くなり、投資資金や元本を失ってしまう結果になりかねない。よって、ループイフダンでは資金管理をしっかり行わなければならない。

 

売買システムや通貨ペアが少ないことによるデメリットは、選べる対象の種類が少なければ少ないほど、収益を得る機会が少ない。もちろん、どれを選べばよいのかを判断するときに迷ってしまうといったことが起きにくいという良いところもあるが、選択肢が少ないことから「物足りなさ」を感じてしまうこともあるのではないだろうか。したがって、選択肢の種類を豊富さを重視するのであれば、ストラテジー型のシステムトレードを利用するのが良いだろう。

 

ループイフダンには、コツコツと利益を積み上げていく性質や利幅が決まっていることによるリスク管理の行いやすさといった良い点が存在する一方で、含み損への対策があまりよくない点や利用者が選べる種類が多くない点といったデメリットが存在するのである。

 

マイセーフティ機能で克服

 

ところで、アイネット証券の自動売買ツール「シストレI-NET」には「マイセーフティ」機能というものが用意されている。これは、あらかじめ金額を指定することによって、指定された大きさの含み損が発生すると、何もせずに自動的に損切りの決済注文を出してくれる機能である。すべてのポジションはどんなシグナルにも優先して発注され、損切りをより的確に行うには大変便利なものであろう。

 

アイネット証券でループイフダンを利用する場合、この「マイセーフティ」機能を利用すれば、「損切りがない」というデメリットは解消される。別途に損切りの基準を設けることができる仕組みになっていることで、リスク管理には最適で、ぜひ使いたい機能である。

 

最大ポジション数を設定

 

また、最大ポジション数を設定することによって、無駄にポジションが追加されるのを防ぐことができる。

 

仮に、買い方向でエントリーするシグナルを使用していた場合、相場が下降トレンドに入った途端含み損が発生し、さらにどんどんポジションが追加されてはさらなる含み損がたまる一方になってしまう。

 

そこで、最大ポジション数を設定して、同時に持てるポジションに上限をつけてしまえば、下降トレンドでも無駄にポジションが追加されず、損失を抑えることが可能となる。リスク対策のツールとして、ループイフダンを使う際にはぜひ利用してほしい機能である。