ループイフダンの方が成績が良い?

右肩上がりの損益曲線

 

ループイフダンの実際の損益グラフを見た人ならわかるだろうが、ループイフダンの売買システムでは右肩上がりの損益曲線を描いたグラフになっている。その理由としては、プログラムの性質にある。

 

ループイフダンの売買タイプは「コツコツ」型ということができるような、短期売買を繰り返す種類となっている。


短期的に売買を繰り返していることから、利益を頻繁に出しているために、短期的な損益グラフであっても、利益が伸び続けるようになっているのだ。また、一定の決まった利幅ごとに利益を出すしくみであるため、毎回同じ額の利益が出るようになっている。

 

さらに、ループイフダンには「損切り」という自動化された決済注文が存在しない。あくまでも決済するのは利食いを目的とする場合のみである。損失を確定させるための損益確定は原則として行われない。


したがって、利益が決められた大きさが発生したときだけ利食いする一方で、含み損については一切自動的に損切りしないのである。

 

これらのことから、短期売買に特化したループイフダンの損益グラフは右肩上がりの曲線を描くようになっている理由である。

 

中長期の売買スタイルはストラテジー型

 

短期売買ではなく、中期あるいは長期的なスパンで自動売買を行うプログラムの場合、ストラテジー型のシステムトレードの方が運用成績が良く、収益が安定的に出る傾向にある。


ストラテジー型の売買システムでは複雑なテクニカル指標を基にエントリーやエグジットのシグナルを出す。そのため、短期的な期間で見た運用成績では、ドローダウンの影響や1回あたりの取引結果の影響が大きく出てしまうのだ。

 

ただ、相場のスパンが長くなるほど、値動きが安定化しやすい環境である。そのため、一度に大きな利益を狙うことが多い中長期型のストラテジーでは、より細かい相場の分析を使った手法によって、効率的に売買のタイミングを判断することが求められるから、テクニカル分析に基づいた「ストラテジー」の方が有利なのである。

 

ループイフダンのように、短期的なスパンで売買を繰り返すシステムであれば、短期的な期間であっても高い成績を出す可能性が高い。


そして、決済注文が決められた利幅を取ったときだけである点が、ループイフダンの高い成績を後押ししているのであろう。