ループイフダンとは

 ループイフダンとは、リピート系の自動売買に分類される種類であるが、特有の特徴とは何だろうか。コツコツ儲けるロジックに強く、損切りに耐えやすい仕組みといわれることが多い。そんなイメージがあるものであるループイフダンは、他のソフトとはどんな点で同じであり、何が違いのかを、それぞれ解説していく。

ループイフダンとはどんな自動売買か

 

 自動売買システム「ループイフダン」とは、設定された目標利幅(pips)とエントリーした売買方向(買い/売り)にしたがって売買を繰り返していくシステムである。たとえば、ある通貨ペアで目標利幅を「50pips」に、売買の方向を「買い」に設定した場合、「ループイフダン」は相場が50pips上がるごとに、持っているポジションを売り決済して、それと同時に買い注文を出していく仕組みである。

 

 「ループイフダン」は従来の自動売買(システムトレード)とは違う点がいくつかある。その中で最も大きな違いは、プログラムが複雑なテクニカル分析を行うのではなく、単に設定された利幅ごとに売買を繰り返すだけという点である。とてもシンプルな点が「ループイフダン」の特徴なのだ。

 

ミラートレーダーとの比較

 

共通点

 ストラテジー選択型シストレ「ミラートレーダー」という自動売買は広く知れ渡っていて評判が高い。その理由は、従来は自動売買を行う上ではプログラミングの知識が必須であるが、ミラートレーダーでは自動売買のストラテジーを専門とするプロが作成したものを利用者は選ぶだけであるため、簡単に自動売買に参加できるという点が最も大きい。

 

 「ループイフダン」もまた、ミラートレーダーと同じように、売買システムを選ぶだけである。プログラミングの知識も必要ない。利用者はただ用意されている売買システムを選ぶだけである。選ぶだけのため、「ループイフダン」も簡単で初心者でも自動売買を味わえるのが特徴である。

 

違う点

 ミラートレーダーでは、ストラテジーは複雑なテクニカル分析を行って売買の判断をプログラムに沿って行う。これは、MT4(メタトレーダー)のEAとほとんど同じプログラムを用いる。一般的に自動売買として誰もが想像するのは、このストラテジー型の売買システムのことを指す。

 

 一方で「ループイフダン」の場合、複雑なテクニカル分析は行わない。売買の判断材料は相場の値動きのみであり、あらかじめ設定された値幅ごとに売買を繰り返していくだけである。設定されるものは目標利幅と売買の方向だけであるため、とてもシンプルなプログラムなのだ。

 

 また、「ループイフダン」の特徴して、レンジ相場で特に力を発揮する点が挙げられる。レンジ相場とは、ある一程の値幅を相場が行き来する状況のことである。すなわち、一定の利幅で売買を繰り返す「ループイフダン」にとってはとても良い環境なのだ。

 

レンジ相場とコツコツ型

 

 ループイフダンの得意相場は、何と言ってもレンジ相場である。レンジ相場で強いことから、コツコツと利益を上げていくという特徴を持つ。ミラートレーダーの場合は、テクニカル分析に沿った自動売買であるため、ハイリスク・ハイリターンのものも多く存在する一方で、ループイフダンの場合は目標利幅が決まっているため、売買頻度が少ないハイリスク・ハイリターン型とは反対の性質を持つといえる。

 

 ループイフダンは1回あたりの取引の利益が小さいものが多く、ローリスク・ローリターン型の自動売買である。そのため、一度に大きく負けてしまうことも少ないため、コツコツと利益を上げたいと考える人にとっては、ループイフダンに参加するメリットは大きい。