ループイフダンにはどんなリスクがあるのか

 アイネット証券の独自開発の自動売買ツール「ループイフダン」にはどのようなリスクがあるのか。一般的に存在するリスクに加えて、リピート系のシステムトレードならではのリスクを説明する。


ループイフダンで負ける可能性とは


 どんなFXの自動売買ソフトにも、損失が出るリスクはあり、負ける可能性は絶対に存在する。ループイフダンについても、その例外となることはない。少なからず、勝てない状況になってしまうことも想定されることは事実なのである。


 その中でも、他の自動売買にないループイフダン特有のリスクが存在する。それは、含み損が大きくなるという可能性が存在することである。他にも、元本割れや投資ではなくギャンブルのような投資行動になる可能性といったリスクが挙げられるが、ループイフダンの最大のリスクといえば、損切りされないという性質だろう。


含み損を抱えるリスク

 

 ループイフダンには、「損切り」という機能が存在しない。手動で意図的に損切りの決済注文を出すことは可能であるが、含み損を確定するための自動発注はさらない。したがって、損切りは自動的は行われないのである。

 

 どんな自動売買であっても、含み損は発生する。すべてに存在するリスクである。ストラテジー型のシステムトレードでは、ストラテジーのプログラムに含み損が発生したときに損切りの自動発注を出す基準が設定されている。すなわち、設定されている損切りラインに相場が動いた時には、自動的に損失が確定するしくみになっているのだ。

 

 しかし、ループイフダンにはそのような損切りを目的として自動的に売買システムが自動的に決済するしくみにはなっていない。なので、もし損切りの注文を出す場合には、手動で行わなければならない。ループイフダンならではのリスクといえば、損切りを行わないことによる含み損が多く抱えるリスクではないだろうか。

 

元本割れの可能性

 

 含み損が大きくなり、トレーダー自身が許容できるリスク以上に損失が出て手動で損切りの注文を出すと、実際に損失が出る。そこで出た損失によって、元本割れしてしまうことがあるのが、起こり得るのもまたリスクであろう。

 

 ループイフダンもまた、他の自動売買ツール、あるいはFX取引そのものと同じように、元本以上に資産を増やせる保障は存在しない。債券投資のように元本保証の投資ではなく、損失のリスクが常にあるのがFX取引である。したがって、元本割れは誰にでも起こるか確率は高く、投資資金がマイナスになってもまったく不思議なことではないのだ。

 

「ギャンブル自動売買」になる

 

 ループイフダンは「コツコツ」と利益を上げていくしくみの自動売買ツールである。この性質から、頻繁に利益が出る。利益が出ない状況が続くことは少ないのが特徴である。そこで問題なのが、利益が頻繁に出ることで得る快感によって、さらなる利益を求めようとしたくなる心理である。

 

 快感によって、人によっては自己資金の能力を超えてレバレッジをかけて、とり大きなポジションを取ろうとする気持ちになる。さらに、実際にそういった行動に走り、ギャンブル的な発想をもってループイフダンに取り組む可能性があるのだ。

 

 頻繁な売買の繰り返しによる快感によって、負ける道を歩むことにつながることも、頻繁に売買を行って利益を積み上げるループイフダンならではのリスクといえるのではないだろうか。