FX自動売買で儲からない!? 負けてばかりの原因とは何なのか?

 FXの自動売買で儲からない状況で負けてばかりの運用成績になってしまう原因とは何だろうか。


 どんな理由が存在することによって、いつになってもストラテジーがひたすら減益を続けることになるのか。そんな要因についてをテーマに、今回は取り上げていく。

 


負け続けてしまう…

 

 自動売買を始めたが、なかなかうまく利益が儲からない状態に遭遇することはしばしばあり、実際にシストレを用いて上手く大金を稼いでいるトレーダーであっても、シストレを始めたばかりの頃はそのような経験をしたという人は少なくはない。

 

 あるいは、始めたばかりの頃ではなくても、一時の負けが頻発する時期「ドローダウン」を経験したことがある人も多いことであろう。それだけ自動売買であまり収益が儲からない時期に直面することは大変当たり前なのである。

 

 しかし、シストレを始めたばかりでなく、始めてから数か月~数年たっていても、利益が一向に出る気配がなく、自動売買のシステムを稼働すればするほどマイナス決済が増えて、資金が減っていってしまうという残念なトレーダーも決してするなくはない。

 

 たとえ、プラス損益決済となる取引は存在するとしても、長い期間でを視点にして見た場合、負けているという状態もこれに当てはまる。シストレを始めたばかりというわけでもなく、一時期のドローダウン期というわけでもないこの「負け」は、おそらく別の原因があることが考えられる。


 改善できる状況と、改善する必要性がない状況の2通りがある。この違いは、儲からない期間がどれくらいの長さにわたって続いているのかによって違ってくる。

 

短期的な負けか長期的な負けか

 

 短期的に負けている場合、その原因は、たまたま相場の値動きが損失決済が出やすい状態になっているだけである可能性が考えられる。もちろん、原因が自動売買のストラテジーに問題があることも十分に考えられるが、ランダムウォークという相場の性質によって偶然的に損失が出た点であることが大いに考えられる。


 どんなに利益率が高くて優秀なストラテジーであったとしても、短期的なドローダウンを発生させて、損失が少し出る場合は存在する。もちろん利用者も、そのような小規模なダメージに悩む必要性もまったくない。


 短期的に損失決済が多く出ているとしても、直ちにストラテジーを入れ替えることよりも、もうしばらくの間は様子を見て、現在利用しているストラテジーに本当の儲かる実力があるのかないのかを検証することが望ましい。

 

 もしさらなる損失に心理的な負担を感じるのであれば、ポジション数を下げる程度がよい。だが、今までの損失を取り戻すことを目的にポジション数を上げることは絶対に避けるべきである。

 

 一方、長期的に損している場合、その原因が短期的な損失の原因と考えられるような相場の状態にあることはそうほどない。「長期的」ということで、検証期間は十分にとれている。つまり、何らかの儲からない理由があると考えられる。

 

 長期的に損失が出ている傾向にある原因が、偶然性によるものよりも、自動売買のストラテジーそのものに問題がある可能性が大きい。このことから、今の相場の状態にストラテジーが適合していないのであり、これからも損益がV字回復して儲かるようになるとはとても考えられない。

 

 したがって、現在利用しているストラテジーを、他のものと交換すれば、利益が回復することが、賢明な判断であるといえる。ストラテジーを入れ替えてみれば、「負けてばかり」の状態から解放されるかもしれないのである。儲からない環境からの脱却が期待できる。

 

感情、考え方の問題

 

 利益や損失に対する感情や考え方に問題があることも多い。少しの利益が出た時には大いに喜び、少しの損失が出た時には大いに落胆することは一般的なことであり、喜んだり落ち込んだりする感情そのものには何の問題もない。


 しかし、ある自動売買のストラテジーを利用して少しの損失が出たからと言って、大きなショックを受け、ストラテジーの実力を過剰に疑うことは、行き過ぎた反応であろう。

 

 わずかな金額の損失が出てしまったからといって、すぐさまストラテジーを他のものと交換するトレーダーも存在する。だが、もし少しでも負けで入れ替えてしまうのであれば、ストラテジーに求められる能力は「連勝」することしか考えられない。

 

 もちろん、そのような性質を持つストラテジーもまったくの「ゼロ」というわけではないが、それには別の欠点もある。なので、一時的な勝敗に一喜一憂することは合理的な考えではないのだ。

 

 シストレにおいて追い求めるべきことは利益である。したがって、一時的な勝敗の結果ではかく、長期的に利益を上げることである。ところが、少しの損失で大きなショックを受けて過剰な反応をしてしまう人は、この目的を忘れてしまっているのだ。


 この場合、「儲からない」というよりも、自分から「儲けない」環境を作っているといえる。感情や心理が原因となって、儲からないようになっている場合も少なくない。

 

 そこで、もう一度自動売買に参加している目的を思い出し、「一時的」、「短期的」自分の感情や考え方を見直さなければならない。もし、感情や考え方が悪いままであれば、一時的な勝敗で「勝ち」を経験することはあっても、それより先の長い期間に渡る「勝ち」を収めることができるかは不透明なままであろう。

 

 よって、運用成績に一喜一憂せず、短期的なドローダウンなどの小規模な儲からない状態に対して寛容な姿勢で臨むことが、自動売買で収益を上げるためには大切な考え方となるのである。


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