自動売買でさえも感情が入る

 自動売買であっても、損失が発生すれば、それに対して平気でいられる人はいない。ロジックを使ってもトレードで負ければ、ほとんどの人は悔しいという気持ちを感じたり、自己資金を失ってしまったことにイライラするであろう。このように、自動売買で損をすれば、何らかのマイナスの感情を抱いてしまうのは当然である。


 どうして、FX取引で負ける結果を被ると、何らかのマイナス感情を感じてしまうのか。もちろん、利益を狙っているのにもかかわらず、そんな目的に反して損失が発生して、利益を得ることとは逆の結果になっているからである。資産を増やすという目的を持って自動売買に取り組んでいる上、損失は到底受け入れがたいものであるからこそ、マイナスの感情を抱くのである。


なぜ感情が負ける原因になるのか?


 しかし、こうしたマイナスの感情がトレードそのものに反映されてはいけない。悪い心理的な要素が、たとえ自動売買であろうとトレードに反映されてしまうと、いい加減にストラテジーを選んだり、入れ替えたりすることにつながる。感情に左右されて、こうした自動売買の操作を行っては、利益が出る可能性がさらに低くなってしまう。


 たとえ何度かの損失を被る経験を味わったとしても、勝てる可能性が大きい手法に基づいてトレードに臨む方が、そうではない方よりも利益を稼げる確率が高い。つまり、いい加減に自動売買に取り組むよりも、自分のトレーディングルールに沿ったやり方を行う方が、はるかに収益が得られるのだ。


 自動売買であろうと、損することは仕方がない。したがって、悔しいといった何らかのマイナス感情を抱いてしまうのも仕方がないのだ。とはいえ、それによって悪いやり方で自動売買に参加するのはとても非合理的なやり方になってしまう。よって、たとえ何回か負ける結果を経験した場合であっても、絶対にルール通りにトレードに向き合うことが大切なのである。


感情を反映させないのが大切

 

 自動売買の「負け組」と呼ばれる人々、つまり損失を膨らませる傾向にある人は、マイナス感情に左右されたうえで自動売買に臨んでいるために、そうした不幸な結果がいつまでも続くのである。勝てる根拠のない感情がトレードに反映されることによって、優位性のないFX取引のやり方となり、それが原因で勝てないようになるのが、こうしたグループの特徴である。

 

 自動売買であろうと、何よりも一貫性のあるトレーディングルールに沿った方法で、自動売買を実践することが望ましいのである。それに例外はなく、たとえ数化の損失を経験したとしても、ルール通りに行動する方がはるかに好ましい。それこそ、勝ち組への近道ではないだろうか。