自動売買でも手法分析は不可欠! なぜ?

 自動売買でも手動の裁量トレードにおいても、トレーディングルールとなる手法を持つことは、マーケットでの売買で期待できる収益率を一定に保ち続けることにつながる手段である。なぜ、得られる利益の期待値が一定であるのか。その理由は、毎回のトレードのけるやり方が変わらないものとなるからである。


 相場に臨むやり方が一定であれば、その手法を用いて発生する期待値となる運用成績が同じものとなる。したがって、収益力のあるようなトレード手法を使えば、利益が上がる可能性が、損失で終わる確率よりも高いことになる。


相場の変化に対応する!!

 

 しかし、1つの固定された手法を永遠に使い続けても、それが勝てるものであり続けるかどうかはまったくわからない。相場のトレンドは変化するため、全体的な流れも常に固定されてはいない。したがって、トレード手法もまた時期によって精度が変化していく。

 

 簡単に例えれば、天気予報と同じであろう。次の日の天気を予測するにあたって、夏の日を予報するのに冬の天気予報の方法で行うわけにはいかない。夏の天気予報であれば、夏型の方法で行うことで、より精度が高まり、的中する確率が高まる。

 

 このような事実から、自動売買で用いるトレーディングルールとなる手法を定期的に見直し、必要に応じて改善していくことが求められる。高い精度を保つために使える良い部分は維持する一方で、損失が多くなる原因となる部分については、そうならないように改良するのが重要となる。

 

研究こそ欠かせない

 

 相場の変化に対応した手法を維持するためには、手法の分析に努め、どんなやり方が儲かるトレーディングルールとなるのかを研究していくことが求められる。できるだけ相場の状況に見合った、利益が上がる儲かる手法を確立するためには、利益と結びつく方法を探し求めていく必要がある。

 

 具体的に言えば、マーケットの値動きに適した自動売買のストラテジーの見つけ方をはじめ、ポートフォリオの運用管理の方法を見つけるための研究を行っていくことが不可欠になる。

 

 上昇トレンドの時に一番利益を上げやすいストラテジーを見つけるための方法とは何か。あるいは、どんなトレンドでも損失をあまり出さないロジックのものを探すためには何を基準に検索すればよいのか。こうした、ストラテジーを選ぶための方法の研究も、自動売買で利益を稼ぐためのは不可欠なのだ。