自動売買でドローダウンを放置すれば負ける!!

 自動売買でのドローダウンとは、簡単に言えば損失が出やすい時期を指す。どんなストラテジーを使っていても、負けやすい時期が発生するのを回避することは難しいというより、完全に不可能である。


放置するべきではないドローダウン

 

 どんなストラテジーを使っていても、ドローダウンに遭ってしまうことは避けられないのだ。これは、投資の性質から発生するものであるため、誰にも解決できない問題であろう。よって、ドローダウンについては仕方がない結果なのである。

 

 ただ、大きなドローダウンとなると、到底放置することはできない。かなり損失が出続くようなストラテジーについては、その収益力を疑問視しなければならない。もし、ドローダウンの記録を更新し続けている状態であるとすれば、その自動売買の戦略ロジックには勝てる実力に乏しいと判断できる。

 

 勝てる実力に欠けているストラテジーにであったならば、それを稼働している状況を止めて、別のものと入れ替えるべきである。他に収益力のある勝てるストラテジーをもう一度探したほうが、より実力のある自動売買プログラムに出会える可能性が高まる。

 

 もちろん、新たに選んだストラテジーのロジックになっても、勝てない結果になってしまう場面に遭遇することもあるだろう。しかし、今までのものに実力がない状況を続けるよりは、新たに選んだ自動売買に期待する方が合理的であろう。したがって、勝てないストラテジーを切り捨てるのがベストな選択肢である。

 

 たとえば、あるストラテジーを利用する中で、許容できるドローダウンの大きさを1000pipsと決めている場合には、実際に1000pips分の自己資金が減ったならば、当初の計画通りに稼働停止させて、再び選ぶ直すべきである。

 

もし放置すると…

 

 逆に、何もせずにドローダウン期に入っている自動売買を利用し続けても、ますます損失が増える可能性が高い。さらなるダメージを被る結果も予想される。そんな状態から、ドローダウンの大きさを更新しているストラテジーを継続して使うのはリスクがあまりにも大きすぎる。

 

 上の例で言えば、もし同じストラテジーで許容範囲を超えて利用し続ければ、1500pipsくらいのドローダウンを受けてしまうかもしれない。そうなれば、一度は失ったトレード用の資金を取り換えることすら困難になってしまう。それよりも、別のロジックに期待する方が、資金を回復させる可能性が高い。

 

 よって、もし、ドローダウンが大きくなる傾向が続いているストラテジーに出会ったならば、それを放置するのではなく、新たに勝てる実力が存在する可能性が高いものを選び直す行動に移るのが、自動売買における手段として最適である。そして、放置することは、負けるリスクを必要以上に上げることを意味するのである。