シストレ24の最大保有ポジション制限は2まで

 最大保有ポジション制限とは、1つのストラテジーで同時に保有するポジション数に上限を設定する機能である。ミラートレーダーの業者によっては、「最大建玉数」と表現しているところもある。だが、両方とも意味も機能も同じであり、変わりはまったくない。

 どういうときに数値を設定するのかといえば、似たような結果をいくつも出さないようにする場合である。ストラテジーによっては、相場の状況次第でシグナルが何度も出て、一度に複数のポジションを立て続けに取り始める場合がある。そして、大抵は同じ時期に決済注文が出されるため、得られる損益結果もどれも似ているのだ。そういった、似たような取引結果を複数出すのを防ぐのが、「最大保有ポジション制限」であるのだ。


 最大ポジション保有制限を指定するメリットとしては、リスクが分散できる点であろう。同時に取ることが可能なポジション数に上限を設定しなかった場合、連続して損失が出る取引結果を経験する可能性が大きい。同じタイミングでエントリーし、しかもエグジットしては、同じ取引を複製しているようなものである。そこで、最大保有ポジション制限で数値を指定することによって、その数値よりも多いポジションを一度に持つことは絶対にない。


 このように、上限を設定することによって、できるだけさまざまな取引の機会に投資資金を分散させることができる。よって、シストレ24などのミラートレーダーを行う際には、「最大保有ポジション制限」か「最大建玉数」を指定しているのが好ましい。


 具体的な数値については、2までが一番良い。3以上になってしまうと、やはり同時に何度も損失を被るリスクが大きくなってしまうため、最大で1か2が適切であろう。何より、自動売買に限らず、FX取引などの投資活動においては、リスクを多様な対象に分散させることであるのだ。そして、シストレ24などのミラートレーダーでも、それが大切なのである。