シストレ24に勝率なんて関係ない!!

 シストレ24をはじめとするミラートレーダーには、ストラテジーの統計データの欄には「勝率」というものが存在する。勝率とは、各ストラテジーの全取引結果の内、損益がプラスになった結果の割合を表した数値である。具体的な損益の金額についてはまったく関係なく、プラス決済さえ多ければ、勝率の値は大きくなる。

 

勝率は重要ではない

 

 シストレ24やその他ミラートレーダー、あるいは選択型システムトレードの全般において、「勝率」はほとんど重要ではない。勝率はあくまでも、プラス決済の回数が占める割合だけを示す指標であり、ただどちらが多いのかを把握するためだけの数値であるのだ。したがって、勝率が大きいからといって、本当にプラスの収支結果になっているということを表すものではないのである。

 

 例えば、あるストラテジーにおいて、10取引中9回は1,000円の利益が発生し、残りの1回で10,000円の損失が出るような結果を出したと仮定する。この時、結果は9勝1敗であるため、勝率は90%ということになる。これだけを見れば、まるで優れた売買システムのように感じてしまうだろう。しかし、合計の損益結果はマイナス1,000円である。すなわち、勝率が高いのは事実であっても、この1度の損失の額が大きかったために、本当の実力はマイナス収支なのである。

 

 どんなに勝率が高いストラテジーであっても、すべての取引結果を合計した収支結果がプラスにならなければ、本当に収益力が存在するとはまったく言えないのである。損益状況が0より大きい数字になることによって、はじめて意味のある成績となるのだ。

 

何が重要なのか

 

 シストレ24で重要なことは、資産運用の最大のゴールである「資産を増やす」ことである。つまり、取引によって得られた収支結果がプラスとなることが求められるのだ。「利益」、「収益」、あるいは「儲け」を手にすることではじめて本来の目的を達成することができるのである。

 

 このようなことから、シストレ24などの選択型システムトレードにおいては、勝率というデータを重視するのではなく、利益や損失の合計金額に視点を向ける必要がある。勝率については、「おまけ」程度に参考にするデータとしてとらえておくことが好ましい。