トライオートは難しいのか?

 裁量と自動のトレードが組み合わさった仕組みのとなっている「トライオート」は、自動売買を好む人からだけではなく、手動売買に専念するトレーダーからも人気を得ているツールとなっている。しかし、選ぶだけのシストレ24と比べて難しいのではないか、と心配する人も少なくはない。

 

難しい?それとも簡単?

 

 インヴァスト証券の半自動売買として注目を集め始めている「トライオート」は難易度的には難しくはない。ただユーザーは、相場が今後トレンドになるのかレンジになるのかを選ぶ売買方針を決め、次に売買システムの内容を一覧から選び、さらに利食いと損切りの基準を自分で指定するだけである。

 

 シストレ24ほど単純ではないものの、利用者は単に複数の項目ごとにロジックを選んで、決済のタイミングを設定するだけと、内容はとても簡単だ。

 

 選んで指定するというステップで売買の戦略を組み立てる仕組みであることから、初心者であっても特に苦労する点はない。投資元本さえあれば誰でも参加できるシステムトレードであることは間違いない。

 

稼ぐのは難しい

 

 ただし。実際に儲かるような戦略を組み立てようとすると、難易度は難しくなるだろう。トライオートで経験を積み上げていくことで、どうすれば勝てる戦略をつくることができるのかが分かるようになるが、まだトライオートを始めたばかりの初心者にとっては、そのように利益を出すようなロジックを立てるのが簡単ではないのだ。

 

 また、特に初心者の中には、いい加減にトレーディングルールやロジックを考える際の戦略的手法を持たずに売買システムを組み立ててしまう人が多い。その場合、結局はトライオートであってもランダムで戦略ロジックを組み立てることになってしまう。根拠なく売買システムを作るのでは、収益を稼げる可能性は低いだろう。

 

 さらに、そのようないい加減に取引を行って負けた結果を経験すると、今度はトライオート自体が「勝てない自動売買」として捉えてしまう人もいる。収益が上がらない原因はトライオートというシステムそのものに存在すると思い、トレードをあきらめてしまう。そして、永遠に収益を稼ぐことなく、ただトライオートは「難しいシステムトレード」と認識して終わってしまうだろう。

 

 したがって、トライオート自体が難しいのではない。もし儲からないと思っているのであれば、その原因は具体的なやり方に問題がある可能性が高い。勝てる戦略を立てることは簡単ではないものの、きちんとロジックを考えたり分析したりして、経験を積み重ねていくことで、徐々に簡単に収益を伸ばす方法を見つめることができるようになるのである。