ミラートレーダーは勝てる仕組みなのか?

 ミラートレーダーを含み、あらゆるすべての自動売買は、どんなロジックであっても、製作段階のバックテストにおいては良い成績が出るように作られている。したがって、どんなストラテジーについても勝てた経験があるものばかりであり、最初から負け続けるシステムのものは一切ない。

 

勝てない仕組みの元はどこ?

 

 しかし、実際には勝てるストラテジーと勝てないものとに分けられる。バック手巣をもとに製作された後も引き続き収益を積み重ねていく素晴らしいロジックのものも存在すれば、結果が良かったのはバックテストのときだけであって、実際に運用するとドローダウンを更新していくような悪い成績を出す戦略のものもあるというわけである。

 

 勝てるロジックのストラテジーとは、作られた後も相場の値動きに対応することができたプログラムである。何が起こるかわからない世界でもきちんと適合することができたものだけが生き残るのだ。一方で、一時期しか好調な実力を見せられなかったプログラムは、右下がりの損益グラフを描く運命になってしまうのである。

 

 ミラートレーダーで勝てる実力のあるストラテジーといえば、長期的に利益を上げてきた実績を含んだストラテジーである。少しの間ならどんなものであっても、利益を多少は上げることは可能である。ランダムの中では少なくとも一定程度は利益を生み出し、誰でもそういう手法を編み出すことは可能である。

 

 しかし、ミラートレーダーで本当に収入を出してくれるプログラムは、すべての中でもごく一部に限られる。そして、一部のストラテジーでしか収入を安定して稼ぐことができないために、高い割合の人がミラートレーダーに挑戦しても損してしまう理由なのである。

 

 ミラートレーダーという自動売買そのものが勝てない仕組みになっているわけではない。実際の勝負は各ストラテジーの戦略の性質によって決まるのだ。そんな中でユーザができる限り勝利へ近づくためには、実力の高い長期的に利益を上げるプログラムを見つける技術を習得するように努力することなのであり、これはミラートレーダーのすべての人に求められる不可欠な部分ではないだろうか。