ミラートレーダーで手動売買は可能か?

 ミラートレーダーにおいて、裁量トレードの場合と同じように手動売買でFX取引を行うことは可能である。これは、「マニュアル取引」と呼ばれるものであり、自分で手動によって「買い」や「売り」の注文を出すことはできるしくみになっている。なので、その点についてを心配する必要は一切ない。

 

手動売買できる時とできない時

 

 また、ストラテジーを使ってエントリーした後に、保有中のポジションを手動で決済することも可能である。あるストラテジーで複数のポジションを取っている場合に、どれか1つのポジションを決済することもまた可能であり、もちろん、すべてのポジションを一度に手じまうこともできる。

 

 一方で、エントリーは手動で行って、決済のタイミングはストラテジーの自動売買に任せるということはできない。手動で新規注文を出せば、決済の時も自分で行うか、あるいは指値・逆指値注文を設定するしかない。ただし、ミラートレーダーの中でもインヴァスト証券のシストレ24については例外である。シストレ24には「ジョイントレード」という機能がある。ジョイントレードを使えば、ストラテジーが一旦エントリーした後でも、それに途中参加して決済時にはロジック通りに行うことができる。

 

手動売買はおすすめなのか?

 

 ミラートレーダーで手動による売買を行うことについて、基本的にはおすすめではない。まず、ミラートレーダーで発生する取引コストに当たるスプレッド幅の大きさは、一般的な口座のスプレッドよりも大きい。その差は、だいたい2,3倍となっている。なので、コストが高い環境で、裁量によるトレードを行うことは決しておすすめできるものではない。

 

 手動による裁量トレードを行うのであれば、通常のFX口座を使って行うことが好ましい。従来の口座を使えば、たとえば米ドル/日本円のスプレッドは1.0銭以下であるところがほとんどであるため、2.5銭以上となっているミラートレーダー口座から行うよりも格安で取引できる。

 

 また、ミラートレーダーとは完全に選ぶだけの自動売買ソフトである。したがって、自動売買を使ってこそ、そのメリットを受け取けられる。戦略化されたロジックに沿って取引できることに、「Tradency-ミラートレーダー」という自動売買シフトならではの意義があるのである。

 

 よって、特に特別な理由がない限りはなるべく完全にロジックに従った自動売買でトレードを行うことが好ましい。100%自動売買に頼ってこそ、ミラートレーダーで優位性を維持しながらFX取引に向き合えるのである。