FXでは小口トレーダーでも成功できるのか?

 大口トレーダーとは、機関投資家をはじめ、投資で成功を収めた経験を持つ上級者がほとんどである。大きな金額の投資元本を持ち、資金力がある人々である。一方、小口トレーダーとは、初心者から中級者までも個人投資家がほとんどであり、もともと投資元本の金額が比較的小さいのが特徴でる。

 

資金がなければ勝てない?

 

 小口トレーダーの中には、投資元本となる資金が多くなければ、最初からFX取引などのトレードで成功を収めることは難しいと考える人が、一定の数は存在する。資金力がなければ勝てないだろうと思い込んでしまい、もとから初心者を中心とする個人投資家は勝てない環境となっているのが「トレードの世界」と捉えるのである。

 

 しかし、この考え方は正しくはない。FX取引などのトレードで利益が出るか出ないかは、各個人の実力次第で決まる。このことから、たとえ資金力に乏しい小口トレーダーであっても、収益が稼げる立派な手法を持っていれば、少なからず利益を上げられる。

 

 逆に、資金力に優れている大口トレーダーであっても、しっかりとした手法を持たずに、いい加減にトレードに向き合えば、ただ最初の元本がマーケットの中へと消えていくだけであって、利益を上げることはほとんど期待できない。損失の金額が増えていく結果となってしまうであろう。

 

トレード手法が成功のカギ

 

 したがって、FX取引で利益を上げるために必要なものとは、投資元本となる自己資金の金額の大きさではない。利益を上げるための「トレード手法」こそが不可欠な手段なのである。この「トレード手法」とは、別の言い方をすれば、売買のルールのことを意味する「トレーディングルール」と呼ぶこともできる。

 

 通常の裁量トレードである手動売買であれば、いつエントリーして、どんな時に決済するのかといった売買のタイミングや、どれくらいのポジションを取るのかという資金管理の具体的な方法などが挙げられる。自動売買であれば、資金管理に加えて、ストラテジーの選び方や売買プログラムの作り方といった方法が、これに当てはまるだろう。

 

 手法をつくるにあたって、FXトレードで成功を収めるためのカギとなるのが、いかに損益結果をプラスにできるかである。つまり、収益率が高いやり方が、成功するためには求められるのだ。

 

 FXトレードで必要なものは、元本資金の大きさではない。いくら少額トレーダーであっても、成功を収めることは決して不可能なことではない。

 

 あくまでも、成功のためには、収益力となる自分の実力が必要なのだ。それを実現するためには、トレード活動を通じて、売買の度に手法を検証し、何か改善点があればそれを見直していき、収益ができるだけ発生する可能性が高くなる状態をつくることが大切なのである。