FXと信用取引って同じ? 何か違いはあるの?

レバレッジをかけて外国為替通過の取引を行うのがFXであるが、性質的には株の「信用取引」と性質が似ている。特徴的にほとんど同じであるといっても決して過言ではない。

 

FXの場合、実際に取引する総額は自己資金の25倍となる場合が多く。必要資金が10万円であっても、取引できる総額は250万円分とすることができる。元手が少なくても大きな資本の売買ができるしくみになっている。

 

一方の株の信用取引も性質はこれと同じであり、証券会社との信用によって成り立つ取引手段となる。株の信用取引においては、最大で自己資金の3.3倍の金額分の企業の株式を売買することができる。

 

また、信用取引では空売りもできる。現物取引の場合は、はじめから買い方向でしかエントリーできないが、信用取引では買いでも売りでも、好きな方からポジションを保有できる。

 

レバレッジをかけて自己資金の何倍もの取引ができる点と、空売りができるという点で、FXと株の信用取引は同じようなシステムであることは間違いない。

違いは何?

 

FXと株の信用取引の間の違いといえば、まずは人気度であろう。株式投資の場合、やはり取引者が多いのは現物取引の方である。100%自己資本で投資できるという点でリスクが低く、株主優待の対象ともなることから、株取引といえば現物であるのが実情となっている。

 

為替相場に関する投資手段においては、外貨預金ではなくFXの方が人気が高い。FXができるネット証券などの業者も多く、情報量もFXの方がはるかに豊富であり、金融投資全体でも株の現物取引と並んで最人気の投資手段となっている。

 

したがって、FXと株の信用取引を比較した場合には、FXの方が参加者が多く、人気度が高いといえるだろう。

 

レバレッジの大きさも違いの1つである。FXでは最大で25倍までとなっているが、株の方では3.3倍と小さい値になっている。これは、企業の株式の値動きは、各国の通過価格と比べて値動きが不安的な場合が多いことが理由だろう。

 

値動きが安定的であり、1日辺りの値動きの幅が比較的小さいこともあって、FXでは大きなレバレッジを物理的には利用することができる。

 

ただし、リスクもある

 

レバレッジを利用することで、自己資本以上の取引ができるという点では、とてもおいしい話と受け止められるかもしれない。

 

しかし、自己資本以上の金額の金融取引に携わるということは、大きなリスクも容認するということを意味する。もし万が一相場の急変によって損失を被った場合には、元手以上の損失をすることになる可能性もある。

 

10万円の元手で取引していても、レバレッジを使っているのであれば、20万円の損をする確率も存在するというわけである。

 

これはリスクが大きいといえるだろう。実際、FXや信用取引において、大損して借金地獄となり、自己破産する人も後を立たない。一瞬にして全財産を失うことにもなりかねないのが、FXと株の信用取引のシステムである。

 

よって、安易に自己資本以上の金融取引に参加することはまったくおすすめできない。なるべく自己資本の範囲内で外国の通過や企業の株式に対する投資を行うことが大切である。