MT4のチャート、実は役に立たない?

FXの高機能チャートができるソフトとして、世界的に最も有名なのがMeta Quotes社のMT4(メタトレーダー)である。

 

EA(Expert Advisor)というプログラムを使えば自動売買もできるソフトであるが、普通の証券会社などでは取り扱っていないような高機能チャートも使え、しかもインジケーターなどを自由にカスタマイズできることでもよく知られている、

 

こうした利便性の高いMT4であるが、実は役に立たないという意見も一定の数が存在する。そもそも、どんなに複雑で高度なインジケーターを使ったチャートを使ったとしても、収益力はそうではない場合と大差ないと主張する専門家もいる。

ランダム性が原因か?

 

FX取引の戦場である外国為替市場などのマーケットにおける値動きはランダムで不規則な動きをするといわれている。相場の予測を完全に100%的中させることはどんな人でも不可能な技であり、確率の世界であるでもある。

 

ランダム性の高い世界では、どんなに高機能なチャートを使ったとしても得られる結果は偶然性のよって得られただけの結果であった、チャートの良し悪しは関係ないことになる。

 

そうなれば、MT4の高度なツールを使った場合でも、ふつうの証券会社で用意されている基本的なチャートを使ったとしても、収益力に差が出ることはなくなる。

 

もちろん、マーケットの値動きのすべてがランダムに動くわけではないため、こうした理論が完全に成り立つとは考えにくい。しかし、MT4の高機能なツールが直ちに収益力を上げる要因になるともいえないのもまた現状である。

 

したがって、ふつうの証券会社で用意されているチャート・ツールを使っていて低収益であることに悩んでいるからといって、MT4にチャレンジすれば勝てるようになる考えるのは避けるべきだろう。

 

あくまでも、標準的なFX取引用ツールよりも「おもしろい」機能が付いているという程度としてMT4を受け止めるべきだろう。

 

それでもMT4が人気なのはどうして?

 

しかし、収益力との因果関係がないMT4自体が世界的に知られているほど利用者が多い理由は何か。そんな疑問が浮かび上がるだろう。

 

この答えは、収益力との関係ではない。チャートの見やすさや使いやすさである。MT4では自由度がかなり高いため、視覚的にトレンドの発生状況がわかりやすいようなインジケーターを表示させることができるしくみになっている。

 

相場の値動きを表すチャートが視覚的に把握しやすければ、それだけ取引のタイミングを判断しやすくなる。

 

一般的なインジケーターでは取引のタイミングが判断しにくいような場合でも、MT4にてカスタマイズしたり、誰かが作ったインジケーターを使えば、よりFX取引に取り組みやすくなる。これを実現できるのが、高機能チャートのソフトであるMT4である。

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