ループイフダン、勝率100%はあり得るのか?

「ループイフダン」は、一定の値幅ごとにFX取引を繰り返す自動売買のストラテジーである。アイネット証券のシストレi-NETとひまわり証券のエコトレFXで取り扱っている。口座開設を一度行えば、無条件で利用できる。

 

自動売買と耳にすると、自分でロジックを組み立てたり、費用がかかったりするというイメージを持つかもしれない。しかし、これらの証券会社の場合はただプログラムを選ぶだけでFX取引を自動化できる。初心者にもかなり人気があることは事実だ。

 

ループイフダンにおいては、運用成績のデータ上で勝率が100%またはそれに近い数値になっているものが多い。これを見れば、ほとんど損することはないと捉えられるだろう。

 

しかし、本当に勝率100%という驚異的な成績をたたき出すことができるのだろうか。ドローダウンが少なからず発生しているストラテジーの存在を考えると、つい不安な気分になるのは良く理解できる。

高勝率には理由がある!

ループイフダンの勝率

勝率が100%近い数値になっている状態には理由がある。決してストラテジーの性能が素晴らしく良いとは限らない。他のストラテジーと同じように、ドローダウンは少なからず発生している。

 

従来のプログラムと違う点として、ループイフダンは損切りの機能が一切ついていない。別途手動で設定する仕組みは存在するとはいえ、デフォルトのまま自動で損切りの決済を行う制度はない。

 

コツコツと一定の値幅ほとに取引を繰り返していくわけであるが、利益が出た時だけ決済するのがループイフダンである。

 

利益が発生した場合のみ利食いするからこそ、損益曲線のきれいな右肩上がりの形となり、連勝が続いて勝率が100%に近い数値となるというわけである。

 

一方、含み損が発生した場合は、何も手を施さないとそのまま半永久的にポジションを持ち続けることになる。自動で決済されるとしたら、それは証拠金不足による強制ロスカットの発動時だ。

 

証拠金不足に陥るまで含み損を抱え続けるのはもちろんよくないことであり、リスク管理の視点から考えても絶対に避けたいものだ。

 

したがって、もしループイフダンをFXの自動売買ツールとして用いるのであれば、運用を開始する前に損切りの設定を自分の手で設定しておくことを強くおすすめする。

ループイフダンはアイネット証券の自動売買口座「シストレi-NET」を構成するストラテジーの1つ。

 

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ひまわり証券「エコトレFX」はアイネット証券とライセンス契約しているため、ループイフダンを取り扱っている。ただし、スプレッドは高い。

 

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