ロスカットの基準とは?

 アイネット証券「シストレI-NET」のロスカットの基準としては、証拠金維持率が100%を割ったときである。つまり、レバレッジをかけた状態で損失が増えて、すべてのポジションの合計の時価総額のうち、自己資金が占める割合が4%以下になってしまうと、強制ロスカットが行われるのである。あるいは、レベレッジが25倍を超えた時とも表現できる。


そもそもロスカットとは?

 

 たとえば、10万円の自己資金で米ドル/円を200万円分を買い(BUY)の方向で取引をしていると仮定する。また、取引スタート時は1ドル100円とする。


 この時、ポジション数は2万通貨であり、もともとかけているレバレッジは24倍であり、証拠金維持率は5%である。しかし、米ドル/円の相場が値動きして1ドル98円になった場合、取っているポジションの時価総額に占める自己資金の割合は3.06%になってしまい、証拠金維持率は約76%になり、必要証拠金維持率である100%を割り込んでしまう。こうなった場合には強制ロスカットの対象となってしまう。

 

 ロスカットの基準とは、簡単に言えば、レバレッジが25倍を超えた時なのである。ロスカットが行われるため、自己資金を大きく超えて損失が出るということはほとんどないが、それでも確率はゼロではない。


 したがって、ロスカットに頼らずに、なるべくレバレッジに余裕を持ち、できる限り自己資金の範囲内でシストレI-NETに臨むことが重要である。

 

ループイフダンのロスカットも同じ

 

 アイネット証券のシストレの売買システムである「ループイフダン」についても、ロスカットの条件と基準は同じである。証拠金維持率が100%を下回ったときがロスカットの基準を満たすことになり、自動的に決済されてしまう。

 

 なお、「ループイフダン」では原則として売買システムによる損切りの自動発注は行われないが、ロスカットの場合は例外であり、売買システム側ではなく、アイネット証券という業者側が強制的に決済注文を入れてしまう仕組みになっている。したがって、ループイフダンだからといって、損切りが絶対に行われないというわけではないのである。

 

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