【ミラートレーダー】セントラル短資FXの評価&レビュー

評価のポイント
  1. スプレッドが小さい
  2. ツール「シストレ広場」
  3. スタッフブログあり
  4. ヘッジファンドストラテジー

 セントラル短資FXもまた、Tradencyのミラートレーダーを取り扱っている業者の1つである。自動売買そのもののソフトは「セントラルミラートレーダー」という名前になっている。2013年夏のサービス開始以降、口座開設者数を伸ばし続け、今日では人気の高いシステムトレードの1つとなっている。

 

 比較的早い時期からサービスを開始していて、選択型システムトレードに挑戦する人の間では長く有名な会社となっている。特にコストが安いミラートレーダーとして高い評判を獲得している。

セントラル短資FX・ミラートレーダーの評価

 

  スプレッド ストラテジー数 通貨ペア数 ツール 少額投資 人気度 総合評価
評価 A A A B B A A

 高い評価を獲得しているポイントとしては、ミラートレーダー各社の中ではスプレッドが最安値クラスになっている点、独自のストラテジーである「ヘッジファンドストラテジー」が用意されている点である。

 

 この2点に関しては他社にはなく、セントラル短資FXならではの特徴となっている。特に低スプレッドであることから、短期売買型のストラテジーを利用する人の多くはセントラル短資FXのミラートレーダーを使っている例が多い。

 

 独自の投資支援ツール「シストレ広場」もまた評価できるポイントとなっている。「シストレ広場」では、ミラートレーダーで取り扱われているストラテジーの収益ランキングや条件を設定して好みのストラテジーが検索できる。

 

スプレッドが小さい

単位:pips USD/JPY EUR/JPY EUR/USD GBP/JPY AUD/JPY
スプレッド 2.5 3.5 2.3 5.5 3.5

 セントラル短資FXのシストレ「セントラル・ミラートレーダー」の最大の特徴は、スプレッド幅がミラートレーダー業界の中で狭い値である通貨ペアが多い傾向にある点だ。スプレッドの低さではかなり評判の良い会社であることは間違いない。

 

 米ドル/円のスプレッドは概ね2.5銭と、アヴァ・トレードやFXトレードフィナンシャルと同じくらいの業界最安値クラスのスプレッド・コストとなっているのが特徴である。他のミラートレーダー各社の場合だと、米ドル/日本円で3.0銭前後となっている。ユーロ/日本円においても、セントラル短資FXでは3.5銭が標準となっているが、他社では4銭を超えているところが多い。これを考えるとスプレッドの小ささがわかる。

 

 また、具体的なスプレッドは非公開(変動制のため)となっているとはいえ、特に時間帯によって大きく変動することはあまりないのが印象だ。したがって、シストレ口座の開設先を考える際、コスト面を重視する場合はおそらくセントラル短資FXが第一候補になるだろう。

 

 スプレッドの大きさは短期売買型のストラテジーを利用する際に影響を受けやすい。数十pipsくらいの利益を獲得した時点で決済すようなロジックになっているプログラムの場合、損益結果に占めるコスト面の割合は大きくなる。ここで、提示されるスプレッドの数値が大きいと、その分コストのウエイトが大きく、実際に手元に来る利益の金額は小さくなってしまう。

 

 短期売買型のストラテジーを利用する場合、スプレッド幅の小ささによる恩恵はかなり大きいといえる。そして、スプレッド幅が最安値クラスの業者がセントラル短資FXだ。なお、スプレッド以外に取引コストとして負担するものはない。追加的な手数料なども一切かからない。あくまでも提示されているスプレッドだけが取引コストとなっている。一般的なFXと同じだ。

 

独自ツール「シストレ広場」

シストレ広場

 セントラルミラートレーダーには「シストレ広場」という、ストラテジー検索用の独自ツールが設けられている。

 

 これは主に、期間内収益ランキングや、ストラテジー選びの助言となるようなブログなどがある。使い勝手も決して悪くなく、低スプレッドに加えて、独自のツールも充実している会社であるといえるだろう。

 

 「シストレ広場」を使うことによって、ストラテジーの戦略を種類別にして収益ランキングを検索できる。探し求めているタイプのストラテジーの中からさらに厳選できる仕組みになっているため、利用する人はほぼ全員に等しいといっても過言ではないだろう。

 

 数あるストラテジーをスクリーニングにかけたり、リスクリターンマップを閲覧することもできる。ただ収益ランキングだけだと、収益の金額順でしか表に表示させることができない。それだけでは物足りないだろう。そこで、スクリーニングを利用することで、よりストラテジーを厳選しやすくなる。

 

 ミラートレーダーに取り組むにあたってアドバイスとなるような情報も、「シストレ広場」では豊富に取り揃えてある。セントラル短資FXの担当者が運用した損益結果などが掲載されているブログも存在する。

 

 もしセントラル短資FXにおいて口座開設をするのであれば、ぜひ利用したいツールであることは間違いない。

 

ヘッジファンドストラテジー

セントラル短資FXのヘッジファンドストラテジー

 セントラル短資FXのミラートレーダーならではのもう1つのものが「ヘッジファンドストラテジー」だ。もともとは世界でも一部の富裕層向けに提供されてきた投資ファンドの手法であった。それが、ミラートレーダーでも利用できるになったものがこのヘッジファンドストラテジーである。

 

 ヘッジファンドとは、買い方向であっても売り方向であっても絶対的な利益を追求していく集団であり、自らが持つ投資戦略を富裕層や機関投資家などのまとまったお金を持っている人や団体に投資サービスとして提供している企業である。一般の人がヘッジファンドにお金を託したいと考えても、その最低資金の金額があまりにも高い例が多いため、参入できないのが欠点であった。

 

 しかし、セントラルミラートレーダーで取り扱っているヘッジファンドストラテジーにおいては、そうした条件なしで同じ投資戦略を利用できる。革新的なサービスであることは間違いないだろう。もちろん、従来通り利用者はただ選ぶだけでFXの自動売買を稼働させることができる。

 

 ただし、最低取引数量は一般的なミラートレーダーのストラテジーよりも高めに設定されている。通常は最低5,000通貨からとなっているセントラルミラートレーダーだが、ヘッジファンドストラテジーを使う場合には最低10,000通貨からとなっているものが多い。30,000通貨が最低取引数量の条件となっているロジックも一部存在する。

 

 従来のストラテジーとは違った特徴や背景を持つヘッジファンドストラテジーであるが、通常よりも利用条件のハードルが高いのもまた事実ではある。

レビュー&評価

 

 何より、スプレッドの低さが最大の特徴かつメリットである。しかもそれが固定制であるという点で、コスト面が気になるような小幅の利益を狙うスプレッドでも、より高い収益をめざすことができる。

 

 ツール・コンテンツ面でも「シストレ広場」という独自のコーナーがあり、ストラテジー検索の参考になる資料が備わっている。「シストレ広場」を使うことによって、ミラートレーダーでどんなロジックを選べばよいのかを把握する際に、重要な手ががりとなる資料を読み取ることができるだろう。できる限り利益が出るストラテジーを見つけるためには、かかせないツールである。

 

 2014年5月から取引単位が5000通貨になってしまったことは残念であるが、ミラートレーダーを取り扱う業者の中では低スプレッドである点、充実したツールによって人気度もやや高い点によって、他社に大きく劣るほどのデメリットも今のところない。これらの点が、総合評価は“B”が妥当ではないだろうか。