岡三オンライン 「アルゴトレード365」

評価のポイント
  1. くりっく365の自動売買
  2. 利益時のみ手数料が発生
  3. 独自のストラテジー

 岡三オンライン「アルゴトレード365」の評価と評判についてを取り上げる。アルゴトレード365の評価できる点は、他のストラテジー選択型のシステムトレードとは違った内容である点や、くりっく365を用いて自動売買ができる点であろう。

 

岡三オンライン「アルゴトレード365」の評価

 

  コスト ストラテジー数 通貨ペア数 ツール 少額投資 人気度 総合評価
評価 B A B A C C B

 

シストレ唯一のくりっく365

 

 岡三オンライン「アルゴトレード365」もまたミラートレーダーと同様にストラテジー選択型の自動売買システムであるが、店頭FXである他社とは違って取引所FX「くりっく365」を利用したFXである。くりっく365ということで、通貨ペア数はそれほど多くはないが、スプレッドもくりっく365の数値となる。ただし、投資助言手数料として、利益が出た場合にはその利益の10.8%が手数料として発生する。ただし、損失が出た時には手数料はかからない。


 また、「アルゴトレード365」は岡三オンラインが独自にかき集めたストラテジーがそろっているため、どれもミラートレーダーにはないストラテジーばかりである。そのため、ミラートレーダーとはまた別のシストレを味わうことができるだろう。

 

くりっく365は1万通貨~

 

 くりっく365における最低取引通貨単位は1万通貨であるため、ほかのシストレ会社のように1000通貨からの少額投資ができないのが欠点であろう。また、くりっく365はもともと約定率が高くなく相場の急変時には、希望の指値・逆指値に対して多少滑ってしまうこともしばしばある。特に、マイナーな通貨ペアではよくあることである。そのため、くりっく365が舞台であるアルゴトレード365では、米ドル、ユーロ、豪ドルなどのメジャーな通貨が含まれる銘柄(通貨ペア)を利用することが好ましい、と私は感じる。

 

レビュー&評価

 

 岡三オンラインは株取引でも有名な証券会社であり、日本を代表する証券会社の1つである岡三証券の傘下の子会社であるため、信用面では安心だ。また、くりっく365では唯一の選択型シストレができるところである。

 

 一方で、くりっく365ということで1万通貨からの取引ということで、少額投資には向いていない。また相場の急変時において、約定がスムーズにいかない場合があり、この点が不安材料であるともいえる。おそらく、約定率が高くない点が、くりっく365そのものの人気がない要因であるのかもしれない。

 

 取引コストについても、投資助言手数料として、利益の10.8%が発生する点も欠点であろう。もちろん、これは利益が出た時の場合だけであり、損失決済の時には、手数料はまったくかからない。しかし、利益が出た時に1割くらいの金額が取られてしまう点には、多少のマイナス感情が働いてしまうことも否定できない。

 

 最後に評価についてである。くりっく365自体のデメリット以外には特に欠点がない。一方で、店頭FXが普及した現在、くりっく365を利用するメリットがそれほどないことに加えて、最低取引通貨量が1万通貨ということで、ある程度の資金力が必要なことから、人気はそれほど高くない。よって、総合評価は“B”とすることにした。