NDD方式の仕組みを採用している国内のFX会社はいくつか存在するが、いまのところはまだ少数派となっている。井海外では主流となりつつあるが、これはメリットが存在するためである。
NDD方式の場合、インターバンク直結型の取引となるためディーリングデスクを介さないようになっている。したがって、提示される価格はすべて市場で決められた価格であり、各FX会社が独自に決めているわけではない。取引所で取引される株式と同じような仕組みであると考えてよい。
従来の手段とは違って、恣意性がないフェアな注文方法であるのが特徴である。透明性の高い取引手段であるため、特に大口の投資家には都合の良い環境となっている。
NDDの場合は一般的なFX口座と比べて低スプレッドな傾向がある。取引コストが安く済む例が多いため、スキャルピングを行う人から人気がある。同じくデイトレード派からも評価を獲得している。1日に何度も新規・決済取引を繰り返す手法を実践している投資家には大きなメリットであるのではないだろうか。