ミラートレーダーで勝つ方法(勝てる方法)についてを取り上げる。ミラートレーダーを始めたが、勝つこと以前に損失決済がほとんどで負けることが多く、本当になかなか勝てない人は多い。そのため、ミラートレーダーは勝てないのではないかと落胆する人や、本当に勝てる方法があるのかと疑問を持つ人は必ずいる。
今回、『ミラートレーダーで勝つ方法』では、どうすればストラテジー選択型システムトレードのミラートレーダーで利益を得ることができるのかを考えていく。勝てる方法についてを検証していく。
ミラートレーダーのプラットフォームを利用すれば必ず勝てるという理論はまったく存在しないが、それでもミラートレーダーの正しい使い方をすれば、資産を増やせる可能性は必ずやって来るだろう。
しかし、誤った使い方をすれば、ミラートレーダーを利用したとしても、「勝つ方法」ではなく「負ける方法」を歩む状況になるだろう。そうなれば、いつになってもFXシステムトレードで勝てない状態は続いてしまう。だからこそ、「ミラートレーダーで勝つ方法」を理解しなければならないのだ。
ミラートレーダーで勝つ方法としては「良いストラテジー」を選ぶしかない。ミラートレーダーを含めて自動売買では、通貨を売買する判断を下すのはストラテジーというプログラムである。ストラテジーが売買の命令を出す唯一の発信者であるのだ。
したがって、利益を出す売買を行うのはストラテジーのみであり、負けて損失を出すような売買を行うのもストラテジーなのである。自動売買で勝てたとしたら、その勝因はストラテジーの良さにある。一方で、もし負けたとしたら、その原因はストラテジーの悪さにあるのだ。
自動売買というわけで、たとえ損切りの負け取引が多く、損失が出やすくなったとしても、その原因は自分自身の相場技術にあるのではない。なぜなら、自動売買では「買い」、「売り」の判断をするのはトレーダー自身ではないからだ。
勝ちトレードも負けトレードも、売買の判断を下すのはあくまでもプログラムなのである。つまり、売買のタイミングの面でトレーダー自身に何らかの問題点があるのではない。
では、もし自動売買で利益を思うように上げることができなく、負けてしまったとしたら、その原因はどこにあるのか。1つは、「運」であろう。相場にはランダム性が存在して常に不規則に動くため、どんなストラテジーでも偶然に「負け」が連発する事態もあり得る。
そんなわけで、ミラートレーダーで負ける理由には確かに「運」の要素もある。だが、長期的に不運が続くことは少なく、運用している期間が長ければ、ストラテジーの本来の実力は現れてくる。そして、もう1つの原因とは、自分自身の「ストラテジーの選び方」であるのだ。
ミラートレーダーをはじめとする選択型シストレでは、ストラテジーはプログラムを提供する業者が提供するものを選ぶ方法を採る。すなわち、選ぶ方式の自動売買において、利益を上げるためには勝てるストラテジーを選ぶしか方法はないのである。
ミラートレーダーで勝つためには、勝てる売買ストラテジーを選ばなければならない。売買タイミングの相場技術が必要ではない一方で、「ストラテジー選び」の技術が求められるのである。
問題は、ミラートレーダーでどうすれば勝てるストラテジーが選べるかだ。今からミラートレーダーのプラットフォームを開き、ある任意のストラテジーを選び、そのストラテジーが利益を出し続ければ、そのストラテジーは「勝てるストラテジー」となるのである。
つまり、これから先、ストラテジーが出す実績を知ることができれば、ミラートレーダーで100%勝てるのだ。しかし、現実的にはそんなことは無可能だ。未来に何が起こるかは分からない。未来を予測することが不可能であるために、ミラートレーダーは難しいのである。
ミラートレーダーのプラットフォームに載っているあるストラテジーが、勝てるストラテジーであるか負けるストラテジーであるかは、過去の実績を見ることからしか判断できない。
今まで各ストラテジーがどのくらいの利益を上げてきたのか、あるいはどのような売買手法を用いているのかを理解してストラテジーの良し悪しを判断するしか我々にはできない。
勝てるストラテジーを見つける方法としては、各ストラテジーが過去に築いてきた歴史を見て、ストラテジーの良し悪しを判断することなのでだ。つまり、ストラテジーの過去の実績の読み取る力が、ミラートレーダーで勝つことへのカギとなるのである。
したがって、ミラートレーダーを始めるにあたっては、ストラテジーの選び方の技術を習得しなければならない。
では、ミラートレーダーにおける勝てるストラテジーとはどのようなものをいうのか。そして「勝つ方法」として、ミラートレーダーを用いてシステムトレードを行うにあたっては、どのようなストラテジーを選べばよいのか。これからも利益を出し続けるであろうといえるのは、次の3つの点に当てはまるストラテジーである。
①今まで利益を上げ続けてきたストラテジー
②近頃も利益を上げている
③負けても損失が小さい
「勝つ方法」の1つ目のステップとして、今まで利益を上げ続けてきたストラテジーを探し出すことである。当然ながら、損失を多く出しているようなゴミストラテジーを選ぶわけにはいかない。
利益を上げているかどうかを把握するにはミラートレーダーの損益グラフを利用する。ストラテジーの過去の損益グラフを見て、時間とともに利益が比例しているようなものは、どんな時期でも利益を出すストラテジーである。グラフを見れば、各ロジックが利益を伸ばしているかどうかが一目で確認できる。何かを計算したりするといった面倒な作業を行って分析する必要は一切ない。
時期を問わずに一貫して利益を出しているストラテジーは、今後も引き続いて利益を伸ばし続ける可能性が大きい。したがって、あらゆる環境でもしっかりと勝つことを示す、損益グラフが右肩上がりの曲線を描くものこそ「勝てるストラテジー」であるのだ。
どれを選んでもFXの自動売買を行うことは可能である。しかし、利益を上げるためには収益性のあるストラテジーを厳選して選ばなければ、利益を獲得するという目的を達成することは難しくなる。その方法の第一のステップこそが、損益グラフを見て判断することである。
勝つ方法の2つ目のステップは、最近も利益を上げて勝ち続けているものに絞ることだ。以前は利益を上げ続けてきたが、最近になっては負けることが多くなって、損失が出やすい状態にあるというストラテジーもある。
今までは勝ち続けてきたことは確かであっても、最近になって負けることが多きなったということは、いよいよ負けやすい時期に入った可能性が高い。負けやすい時期に入ったストラテジーを選んでしまったら、これから先しばらくは損失が膨らんでしまうかもしれない。したがって、近頃は損失を出しやすい状態にあるストラテジーは選んではいけない。
逆に、今まで利益を上げ続けてきて、近頃の実績についてもしっかりと利益を出しているストラテジーを選んだらどうだろうか。今も昔も利益を出し続けているストラテジーであれば、これからも利益を出し続ける可能性は高い。
よって、大昔の過去のデータだけを参照するだけでなく、近頃の実績を見て、引き続き良い結果を出しているストラテジーを選ぶことをすすめる。
最終的に選ぶものは、負けた時の損失が小さいものである。長い目で見て勝ち続けるストラテジーは存在する。しかし、一度も負けないストラテジーは存在しない。シストレに限らず、FXでは負けることは避けられないのである。
その一方で、負けをできるだけ小さく抑えることは可能である。そして、負けることによって受けるダメージを抑えることが、勝つための大切な手段なのだ。
どうすれば負けを最小限に留めることができるのか。それは、負けた時の損失の大きさが小さいストラテジーを選ぶことである。勝った時の利益は大きい一方で、負けた時の損失が小さければ、再び利益を回復させることが簡単だ。
利益だけを伸ばし、損失はあっさりと小さいうちに損切りを行うストラテジーを利用すると、勝てる可能性はそうでないものと比較して高まるのだ。そのため、「損小利大」型のストラテジーを選ぶことをすすめる。
また、負けやすい時期に入ったときに膨れ上がる損失もできるだけ小さいものであってほしい。過去に、負けやすい時期でどれくらいの損失が膨れ上がったのかを表したのが「最大ドローダウン」である。
最大ドローダウンが小さければ小さいほど、ストラテジーの不況時に膨れ上がるだろう損失の大きさを予想することができる。したがって、最大ドローダウンが小さいものを選ぶことも、損失を抑える重要である。損失を抑えることは「勝つ方法」と同じ意味なのである。
Tradency(トレーデンシー社)と契約している会社でミラートレーダーを利用することが可能。人気の5つの業者で、特に口座開設している人が多い。300種類以上のストラテジーが使えるのが、他のシストレの種類との最大の違い。