ストラテジーの種類数を比較した表が以下の通りである。各システムトレード業界間での売買ストラテジーの種類数を比較することで、投資対象の豊富さを比較することができる。
FX会社 | ストラテジーの総数 | 自動売買タイプ |
インヴァスト証券 | 1500 | ミラートレーダー+α |
FXプライムbyGMO | 300 | ミラートレーダー |
PLANEX・TRADE | 300 | ミラートレーダー |
アヴァ・トレード | 600 | ミラートレーダー |
セントラル短資FX | 300 | ミラートレーダー |
ひまわり証券 | 160 | 独自システム |
マネースクウェア・ジャパン | 自分で設定 | リピート系 |
アイネット証券 | 66 | 独自システム+リピート系 |
トレイダーズ証券 | ? | コピートレード |
岡三オンライン | 1000 | 独自システム |
ストラテジーの種類の数においては、あの大人気のシストレ24が1500種類と、最も多くの多様性を持つ。インヴァスト証券では、ミラートレーダーの開発会社から提供されるストラテジーに加えて、独自に国内のあらゆるストラテジー・プロバイダーから収集しているため、ストラテジー数が他社よりも大幅に多い理由である。
一方で、岡三オンラインのシストレ「アルゴトレード365」も1000種類と多い数値になっているが、これはストラテジーと通貨ペアがセットになっているため、実際にはそれほどストラテジーにおいて多様性はそれほど多くない。ただ、スプレッドはくりっく365と同じであるため、コスト面ではアドバンテージがあると言える。
ストラテジーの種類の数が多ければ、その分優秀なストラテジーに出会える可能性は高まり、選択肢も広がって自動売買の楽しさも味わうことができることであろう。自動売買を楽しむことも、収益を長期にわたって伸ばし続ける必須アイテムであると言える。つまらないものであっては、継続はできないものだ。
しかし、種類が豊富であるからといっても、収益率が悪い「ゴミ」ストラテジーばかりでは何の意味もない。また、ストラテジー自体があっても、それを検索できる方法がなければ、優秀なストラテジーに出会うことはできない。種類が多様であることも大切だが、良いお宝を見つけ出す方法が確立されていることも考える必要があると私は考える。