1000通貨で取引できる一般のFX会社自体は決して少なくない。しかし、自動売買ができる業者となると、特に選択型システムトレードができる会社が少ない。MT4などのソフト型の自動売買を取り扱うところでは、1000通貨よいう少額での取引ができる会社は多いが、選ぶだけのタイプについてはとても少ない。
残念ながら、選ぶだけで自動売買ができることから、最近とても話題となっている「選択型システムトレード」については、1,000通貨取引ができる業者はこれら3社しか存在しない。選択型システムトレードを取り扱い始めるFX会社やネット証券は増える傾向にあるものの、今のところは3社でしかできないのが現状である。
ほとんどの業者では、5,000通貨から、あるいは1万通貨からしか取引できない。特に、ミラートレーダーを取引プラットフォームとして採用しているところでは、最低5,000通貨からの取引が条件となっている。
選択型シストレ | 1,000以下 | 5,000 | 1万(通貨) |
シストレ24(インヴァスト証券) | ✔ | ||
選べるミラートレーダー(FXプライム) | ✔ | ||
ミラートレーダー(アヴァトレード) | ✔ | ||
ミラートレーダー(セントラル短資) | ✔ | ||
エコトレFX(ひまわり証券) | ✔ | ||
シストレI-NET(アイネット証券) | ✔ | ||
コピートレード(みんなのシストレ) | ✔ | ||
トライオート(インヴァスト証券) | ✔ | ||
ちょいトレFX(FXプライム) | ✔ | ||
トラリピ(マネースクウェア・ジャパン) | ✔ | ||
アルゴトレード365(岡三オンライン) | ✔ |
ミラートレーダーでは、現在はすべての業者で最低取引通貨量が5,000通貨(5K)となっている。かつては、ミラートレーダーを取引プラットフォームとして採用していたところでも、1,000通貨での自動売買は可能であった。しかし、ストラテジーの種類の数がより豊富になるにしたがって、2014年の春からは最低条件が5,000通貨からと変更されたため、以後は1,000通貨での少額トレードが不可能になってしまった。
ミラートレーダーを取り扱う会社で、条件が変わってしまったために、選択型システムトレードで少額でのトレードができる業者は、独自のプラットフォームを使用している会社に限られた。その結果として、1,000通貨での自動売買が可能なところはたった3社だけとなったのである。