シストレ24に存在する独自の機能「ジョイントレード」についての特徴や評判についての内容を取り上げる。インヴァスト証券ならではの独自の機能であり、途中から自動売買に参加するための役割がある。
ジョイントレードとは、ストラテジーがすでに相場にエントリーしている状態でも、途中から手動でそのストラテジーを利用し始めて、手仕舞いの際にはストラテジーのシグナルと同じタイミングで決済する機能である。
簡単にいえば、途中出場するための機能であろう。入る時は手動で行い、出るときは自動で行われるのが「ジョイントレード」の特徴である。
エントリー時は自分の裁量で行う一方で、決済時はストラテジーによる自動で行われることから、「半自動売買」と呼ぶことができるだろう。
特に今までは利用していなかったストラテジーでも、すぐにそのストラテジーを利用し始めたい場合にとても便利な機能である。
もちろん、「ジョイントレード」を利用せずに、最初からあらかじめストラテジーを稼働しておくこともできる。
ジョイントレードの評判が良い点としては、特に狙う利幅が大きいストラテジーを利用したい場合に、自分の判断も考慮して途中から利用したい場合に便利な機能である。
実際、あらかじめストラテジーを稼働させておくと、いつストラテジーがポジションを取り始めるのか分からない。また、明らかに負けそうな相場でもエントリーすることもよくある。最終的には自分の判断でエントリーするかしないかを決めたい場合には、利用したいツールである。
また、狙う利幅が大きいストラテジーの場合、エントリーしてから決済するまでの時間は比較的長い。そのため、ストラテジーのシグナル通りにエントリーした時と手動で途中からエントリーした時との、損益状況の差はそれほど大きくはならない。
したがって、途中からの参加でもストラテジーの利点を失わない点でもメリットがある。効果が薄いのは、ストラテジーの決済直前にジョイントレードを使って新規発注をかけた時に限られる。
さらに、ジョイントレードを利用した場合の、ポジションをとる数量は自分がエントリーした数のみである。ストラテジーの連続して利用した時とは違って、自動的に1度に何回の取ることはない。したがって、資金管理が行いやすい点でも、ジョイントレードの上手い活用法であろう。
ジョイントレードの機能を利用することによって、自分が好きな時に、即時にポジションを取り始めているストラテジーに参加して、すぐに資産運用を行うことが可能である。しかし、むやみに乱入してはいけない。
自分の気分によって、好きなストラテジーを選び、それに途中参加するような行動を取り続ければ、FX取引における優位性がなくなってしまう。
すなわち、利益を得る可能性が下がってしまい、シストレ24で負ける確率が大きくなるのである。自分の気分で取引することとは、損益結果がランダム化することである。したがって、買っても負けてもおかしくない状態になり、資産運用の意義が失われてしまうのだ。
よって、ジョイントレードを利用する場合には、トレーディングルールを決めて計画的に行わなければならない。
もちろん、自動売買を行うことを目的にシストレ24を使っているのであれば、初めからストラテジーをポートフォリオに組み込んでおくのが一番良いだろう。