ミラートレーダーの中ではスプレッドが最安値クラスと言われているのがセントラル短資FXである。他社と比べて低コストで自動売買が行えるということで高い評価を得ているが、その具体的な数値に関しては非公開となっていて、公式ホームページ上では確認できない。
実際、時間帯によってスプレッド幅は変動する。裁量取引の口座のように減速固定されているようになっているわけではない。コストが均一ではない。
しかし、セントラルミラートレーダーの取引プラットフォームを見れば、その時のスプレッドの大きさを把握することができる。したがって、利用者が数値を知ることができないわけではない。
今回はセントラルミラートレーダーの具体的なスプレッド幅の目安について述べる。時間帯で変動するとはいえ、その振れ幅は決して大きくはない。コストが劇的に増加することはまずないと考えてよいだろう。
FXの世界では人気の米ドル/日本円については、調査した時点のスプレッド幅は2.5銭であった。これは、他のミラートレーダー業者と比べるとかなり小さな値である。
他の会社の取引プラットフォームを見ると、3.0銭前後になっている例が多い。裁量取引の口座である「FXダイレクト」や「ウルトラFX」よりはコストが大きいのは事実であるが、自動売買の分野ではかなり安いことがわかる。
単位:pips | USD/JPY | EUR/JPY | EUR/USD | GBP/JPY | AUD/JPY |
スプレッド | 2.5 | 3.5 | 2.3 | 5.5 | 3.5 |
通常、FX会社では米ドル/日本円のスプレッドが一番小さい例が多い。しかし、セントラルミラートレーダーにおいてはユーロ/米ドルが最安値になっている。
Tradencyの取引プラットフォームは世界的に使われていることから、ユーロ/米ドルの取引量が一番多い。そんな理由もあってこちらの通貨ペアが小さいのかもしれない。
ユーロ/日本円は3.5銭、英ポンド/日本円は5.5銭、豪ドル/日本円は3.5銭となっている。いずれについても、セントラル短資FXが一番安い。ライバル業者とはコストの面で優位に立っているのは間違いのない事実である。
マイナー通貨ペアの場合は他社と大差がないとはいえ、誰もが利用するメジャーな通貨ペアにおいてはかなりお得な設定になっている。特にコストの面を気にする人にはかなり都合の良い条件になっている。
スプレッド幅が小さい場合、特に小さな利幅で利食いして頻繁に取引を繰り返す短期型のストラテジーで大きな威力を発揮する。スプレッドが低ければ、その分得られる収益高は大きくなる。
一度にr程度大きな利益を狙うタイプのストラテジーであればコスト面による影響はかなり小さくなるが、短期型の場合は影響を受けることになる。このようなストラテジーを多く使いたい人にとっては、スプレッドの低さが重要な条件となる。
そんな中で、低コストでFXの自動売買が使えるセントラルミラートレーダーは、まさにメリットの大きい口座開設先となる。コストを重視する場合、セントラル短資FXこそが第1候補となるだろう。
もちろん、スプレッドが他社よりも低いからといって、サービスの質が低いわけではない。ストラテジー検索ツールでミラートレーダーに関する情報源でもある「シストレ広場」というコンテンツもあり、まだ慣れていない人にもやさしい。
ストラテジーの種類数も多く、他社に劣るということは決してない。また、「ヘッジファンドストラテジー」というセントラル短資FXでしか利用できないプログラムも用意されている。こちらも低スプレッドで利用することができる。