対象:M2J日経225証拠金取引
手数料:1枚540円
審査期間:概ね1週間程度
申込方法:インターネット
印鑑:不要
あの一定の値幅ごとに利食いするコツコツ型の自動売買「トラリピ」の日経225証拠金取引の方の手数料はいくらかかるのか。
よく知られているFXの方に関しては、追加的な手数料は一切なく、提示されるスプレッドだけが取引コストであるのは事実である。しかし、日経225証拠金取引を投資対象とする場合、トラリピを利用すれば別途手数料が発生する。
「トラリピ」を運営しているのはマネースクウェアジャパンという会社であるが、この会社で取り扱っている商品である日経225証拠金取引の手数料は1枚540円となっている。
手動で取引した場合はこの値段であるが、トラリピなどの特殊な自動売買ツールを使った場合も同じ値段である。自動売買にしたからといって、さらなる追加的な手数料がかかるということはない。もとろん、スプレッドも同じで変わらない。
540円という金額は片道分のコストであるため、新規と決済の往復の場合は1080円の売買手数料がかかるということになる。新規エントリーは自動で行って決済は手動で行った場合でもこの金額となる。
FXの方では高いとして、スプレッドに当たる取引コストが高いとしてあまり評価はされていない。USD/JPYでスプレッドが4.0銭という数字になっていて、他のFXの自動売買を取り扱っている業者よりも高い傾向になっているためだ。
日経225証拠金取引については、そもそも競合相手が皆無に近いため、単純に比較することはできない。値段的に、通常の日経225を対象とするCFDを取り扱っている他社より高いのは事実だ。
しかし、「トラリピ」を代表とする自動売買が利用できることを考えると決して高いとは言えないだろう。時間に拘束されず、感情にも左右されないといったメリットを持つ自動売買「トラリピ」を用いられることを考えると、540円という手数料の存在は決して欠点には当たらない。