マネックス証券「FX PLUS オートレール」、評判はどうだ!?

マネックス証券の「FX PLUS オートレール」ならではの特徴について、評判はどんな感じになっているのか。最近はリピート注文型のシステムトレードを導入するFX会社が多い中、こちらにはどんなメリットがあるのか。また、欠点といえるデメリットは何か。

 

オートレールは複合注文とも呼ばれている。特徴は、1回の取引の設定で自動売買が継続的に行われる仕組みになっていることである。高度なプログラムを用いたストラテジーを使うのではなく、一定の値幅やトレール幅で売買を繰り返していくようになっている。

 

上昇・下降トレンド、レンジ相場を狙うことができる。戦略に都合がいいように相場が動くと、自動的に利益が入ってくる。投資家自身は何もせず新規発注から決済まで行ってくれるため、パソコンやスマホの取引画面を眺める必要はない。

 

一方、従来のマネックスFXに比べるとレート差であるスプレッド幅は大きい。事実上、手数料コストが割高となっている。FXの自動売買ツールを提供している業界全体に当てはまる共通点だが、マネックス証券のFX PLUS オートレールも例外ではない。

メリットは3つある!

リピート注文+トレール注文

マネックス証券のオートレール

マネックス証券の「FX PLUS オートレール」ならではのメリットは3つある。まず、機能的な内容だ。リピート注文とトレール注文が一体化した自動売買のシステムとなっている。

 

買い方向でポジションを持つよう設定した場合、一旦相場にエントリーした後に価格が上昇していった場合、決済の基準となる逆指値注文は相場のトレンドを追いかける形で同時に上がっていく。

 

ドル/円の場合、1ドル=100円で新規約定したとする。トレール幅を2円に設定したとすると、相場が2円を超えて下落することなく1ドル=105円に達した場合、含み益は大きくなって利益が見込まれる。この時、トレール注文による逆指値の基準は1ドル=103円になる。

 

その後。相場が上昇トレンドから反転して下落し、レートが1ドル=103円に下がった場合、自動的にそのポジションが決済される。買い方向でエントリーしていた場合には、逆指値の基準は上昇トレンドとともに基準額が更新されていく。

 

トレンドの沿って利益を追い求めていくようになっているのがトレール注文だが、マネックス証券のオートレールの場合は、それを自動化したものというわけだ。

 

売り方向でポジションを持つように設定した場合には、これを逆の形になる。下降トレンドが大きくなれば大きくなるほど利益の金額が増していく。

 

1,000通貨から取引可能

 

マネックスFXでは「FX PLUS オートレール」を含み、1,000通貨からの取引ができる。自動売買を取り扱っている会社では、5,000通貨や10,000通貨(1万)が最小という条件になっているところも多い。しかし、オートレールではそのような不都合な条件ではないのがメリット。

 

オートレールでは、10,000通貨以上の取引だとさらなるメリットがある。手数料が無料になるという利点だ。大口による取引となると、マネックス証券側にとって都合がいいということで、追加的な手数料がかからない。

 

コストとして負担するのはレート差にあたるスプレッド幅のみである。しかも、マネックス証券では原則として固定スプレッド制になっていることから、変動するのは稀である。

 

米ドル/日本円であれば2.0銭、ユーロ/日本円は4.0銭がスプレッドとなる。これ以上になることは、ゼロではないとはいえ、ほとんど固定のため一定である。FXの自動売買ツールでは変動スプレッドになっているケースが多いのとは対象的だ。

 

ただし、10,000通貨未満での取引では1,000通貨あたり30円の手数料が別途発生する。そのため、1,000通貨という最小単位では30円、2,000通貨では60円のコストが追加でかかる。

 

「スプレッド幅+手数料」ということで、やや負担が大きくなるのは避けられない。取引コストの安さを徹底的に追及するのであれば、やや不利になるといえるかもしれない。

 

なお、この手数料はロスカットや追証で取引した場合にも発生する。もし可能なら、10,000通貨以上のポジションを持ちたい。

 

通貨ペアが13種類もある

 

マネックスFXの「FX PLUS オートレール」の3つ目のメリットは、通貨ペアの種類の多さである。全部で13通り用意されていて、好きな組み合わせを自由に選ぶことができる。

 

同じリピート注文型のシステムトレードであるループイフダン(アイネット証券)、トラリピ(マネースクウェア・ジャパン)よりも豊富になっている。銘柄が多い分、投資で儲けられるチャンスも多いということだ。

 

アイネット証券のループイフダンでは、通貨ペアはたった4種類しかない。トラリピでも11種類しかない。リピート注文型のFXの自動売買としては人気が高いツールだが、選べる組み合わせが少ないのはややデメリットと言えるだろう。

 

オートレールであれば、13種類の中から自分の好きなものが選べる。選択肢となる銘柄が豊富で、マイナーな通貨ペアにも挑戦できるのは長所といえる。

 

マネックス証券であれば、ドルやユーロ、ポンドのような主要な通貨だけでなく、南アフリカランドやスイスフランのようなマイナー通貨にもチャレンジできる。さらに、クロス円だけでなく外国の通貨同士の組み合わせも選べる。

 

たまには、馴染みのないマイナーな通貨ペアでリピート注文型のシステムトレードに取り組んでみるのもよいだろう。稼げるコツを見つけられるかもしれない。