外為オンラインの口座開設には大体どれくらいの日数がかかるのか。もし今日申し込みの手続きをインターネットから行った場合、何日ほどで入金してFXの取引が実践できるようになるのか。マイナンバーなどの身分証明書のコピーを提出してから自宅に書類が届けられるための期間について解説する。
外為オンラインの口座開設を行う際には審査がある。利用者となる人がFXの取引にふさわしいののかどうかを判断されることとなる。このため、申込みから実際に取引できるようになるまでにはある程度の日数がかかる。
審査に通過することを前提に考えると、かかる日数は概ね1週間程度である。早ければ2~3営業日でログイン用のIDとパスワードが自宅に届く。土日を挟んでしまうと、週明けの月曜日まで待たなければならないため、多少日数がかかることが予想される。
また、年末年始や5月のゴールデンウィーク、8月のお盆期間の前後は申し込み者が多くなる傾向があるため、日数が通常よりも多めにかかってしまう場合もある。仕事でのボーナスが出る7月や12月の時期も繁忙期となり、この期間についても審査が多少長引く可能性がある。
とはいえ、通常であれば5営業日以内には口座開設の一連の流れが完了し、自宅に審査通過の連絡と必要な書類が届く。これくらいの日数がかかるということを頭に入れておいてよいだろう。
審査は申込者の収入や金融資産、年齢などから可否を判断する。このため、個人によって日数は前後する。特に問題がない人であれば、早期に審査が終わり、数日後には自宅に簡易書留郵便で書類が送られてくる。
ただし、口座開設の審査が行われるのは、申し込みを終えた人が本人確認の書類を外為オンライン宛てに送ってからである。
本人確認書類として、個人番号カード(マイナンバーカード)のコピーを送るか、マイナンバー通知カードと運転免許証などの写真付き身分証明書を送るという方法がある。
個人番号カードがあるのであれば、本人確認書類の送付の手間はとても省かれる。表と裏の両面をコピーするかスマートフォンなどで写真を撮ってメール添付またはWeb上にアップロードすれば、外為オンラインにおける口座開設の手続きは終わる。
もしまだ発効していないのであれば、市町村役所から送られてきたマイナンバー通知カードと身分証明書の2セットをコピーして送ることが求められる。こちらもまた、コピー機でもスキャナーでもスマートフォンなどで写真を撮ってメール添付・Webアップロードで送れる。
とはいえ、個人番号カードと比べると2種類の身分証明書を送らなければならないため、多少手間が多くなるといえる。
なお、もしメール添付やWeb上へのアップロードという方法に何か心配を持っているのであれば、郵送で紙媒体でコピーを外為オンライン宛てに送るという手段を使うこともできる。
インターネット上でデータを送信すると個人情報が漏れるのではないかと不安な人もいるのは確かだ。漏えいする確率はかなり低いのは事実であるが、もしそれでも不安を感じているのであれば、郵送で送るのもありだろう。
外為オンラインでの審査に通過すれば簡易書留郵便でログイン用のIDとパスワードが書かれた書類が届く。これ以降は外為オンラインの口座に入金することができるようになる。
入金方法としては、クイック入金サービス(即時入金サービス)というネットバンキングで行うのがおすすめである。直ちに口座への入金ができるだけでなく、手数料も無料で費用は一切かからない。
ATMなどからの銀行振り込みや振替で入金してしまうと手数料が200~300円前後かかってしまうためなるべくであれば避けたい手段である。
入金が完了すれば、いよいよFX取引の本番だ。証拠金をもとにFXの取引ができるようになり、自動売買「iサイクル注文」も同時に利用できるようになる。