FXの自動売買では、円高の時と円安の時のどちらが有利になるのだろうか。たとえば、株式投資においては、円安になっていく流れの中で銘柄を保有する方が優勢であるといわれている。一方、国債への投資は、円高に向かう方で力を発揮する。
では、FXのシステムトレードの場合はどちらだろうか。その答えは、両方である。円高であろうと円安であろうと、FXそのものの場合は、どちらでも問題なく、自動売買に関しても、その例外ではない。
売買の方向、つまり「買い」か「売り」の方向が、相場の流れと一致すれば、利益を獲得できる。よって、円高でも円安でも、システムトレードに挑戦するメリットは大きいのである。
何が難しいのか?
円高でも円安でも構わないとはいえ、実際に自動売買を通じて儲けていることに成功している人はそれほど多くはない。つまり、自動売買で利益を稼ぐのは、決して簡単ではなく、むしろ難しいといえるだろう。
どんなところが難しいのか。それは、収益性のある売買システムに出会うことである。たとえば、選択型システムトレードの世界でトップシェアを誇るミラートレーダーでは何百種類もの売買システムが用意されている一方、本当に収益力のあるものは、その中の一部にしか過ぎない。
過半数の売買システムは、利益よりも損失の方を多く出していて、どんどん資産が減っていくようにできていると見られるものも一定の数は存在する。したがって、利益率の良い売買システムを発見するのが、自動売買の難しい点なのだ。
「円安だから儲からない」や「円高だから利益率が悪い」というよりは、収益性のあるようにプログラミングされたシステムを見つけ出す能力がないことが原因で、多数の人々が失敗してしまうのである。
まとめ
FXの自動売買においては、円高・円安に関係なく、どんな場合であっても、勝利を手にできるチャンスはいくらでもある。ただ、難しいのは、市場の流れに追従できるプログラムを見つける作業である。
市場の傾向に追いついていけるような売買システムを選抜する方法を確立できた人が、高い利益率をたたき出す結果を残すことができる。勝てるプログラムを探せるか探せないかの違いが、結果の違いに反映されるのだ。
円高、円安だからと理由が、自動売買で負ける理由とは成り得ないのである。一方で、市場がどんな状態であっても、相場の傾向にシステムが売買の無期が一致すれば、何人でも儲けを出せるのだ。
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